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〘メインマガジン〙自由と開放を告げ知らせる【ヨベルの角笛】

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#反キリスト

改めてなぜ「北の王」=「反キリスト」なのかをまとめてみました

「北の王」の正体と企てに関する考察 「北の王」に関連する描写はダニエル7章 /8 章 /11 章にあります。 8章の方は「北の王」という名ではなく「一本の角」と描写されます。 そしてこの表現から、7章の 4 頭の獣の 4 番目から出る「一本の角」という表現からこ の一人の人物の特定に導かれます。 《この雄やぎは、非常に高ぶったが、その強くなったときに、あの大きな角が折れた。そ してその代わりに、天の四方に向かって、著しく目だつ四本の角が生え出た。 そのうちの一本の角から、

ダニエル書の獣の「小さな角」とは何者ですか

「小さな角」とは終末期の最後の最後に現れ、短期間、猛威を振るう最後の支配者です。 《その雄のやぎは・・強大になるや,その大いなる角は折れ,その代わりに際立った四つの[角]が生えて来て,天の四方の風に向かった。 そして,そのうちの一つから,別の角,小さい角が出て来た。それは非常に大きくなっていって・・飾りとなる所に向かった。そして,その軍の君に対してまでそれは大いに高ぶり,その方から常供のものが取り去られた。また,その方の聖なる所の定まった場所は打ち捨てられた。》ダニエル

「反キリスト」再考: 終末期に現れるという定説の間違い

【ヨハネの手紙だけに見られる「反キリスト」】 この語は聖書中に5回出現します。すべて使徒ヨハネの手紙ですが、まずこれらをすべて引用しておくことにしましょう。 Ⅰ-4:3では、「やってくると聞いていた」のは、イエスが肉体で来られたということを否定する【霊(精神、論調)】であり、必ずしも「反キリスト」という特定の人物が登場するという事ではなく、そうした傾向を示す(吹聴する)者が実際に現れているゆえに、あれもそう、これもそう、つまり反キリスト(の霊を表す)という部類に属する人間

患難期の最後の王である8人目の王の正体を暴く

終末に関する預言は複雑にリンクしており、そして、多くの新たな発見がありますので、記事を順を追って読んで頂いた方が論拠が解りやすいと思いますので、下記の〘サブマガジン〙 終末預言ー ダニエル書&黙示録 「あなたが見た獣は以前はいたが、今はいない。やがて底なしの淵から上って来るが、ついには滅びてしまう。地上に住む者で、天地創造の時から命の書にその名が記されていない者たちは、以前いて今はいないこの獣が、やがて来るのを見て驚くであろう。 ・・ここに七人の王がいる。五人は既に倒れたが

「狭い門」を求め、捜し、叩きなさい。そうすれば与えられる マタイ7:7,8の考察

(この記事は 『「狭い門」とは』 と第する記事の続編という位置づけになります。) 聖書に関心のある方々ならば、必ず耳にしたことがあるであろう言葉に「反キリスト」という単語があります。 原語をカタカナ表記すると「アンティ クリストス」ですが、アンチと聞くと「反対」という意味に取られる方がほとんどでしょう。古くから「アンチ・ジャイアンツ」なんてのもありますが、ネットで検索すると「アンチとは、英語の「anti」を語源とする、「反対・対抗・排斥」などの意味を表す言葉です。 アンチウ