プログラマブルキーボードで効率UP

ここではExcelを利用しまくる業務を担っている私の部署で、少しでも業務の効率を上げるために、9Keyのプログラマブルキーボードを導入した際の記録を残します。

プログラマブルキーボードとは?

プログラマブルキーボードとは、キー入力をカスタマイズできるキーボードのことを言います。
なので、[Ctrl]+[S]のショートカットキーで保存できるアプリに対応するため、プログラマブルキーボードのとあるキーに、押下すると[Ctrl]+[S]の信号を流すように定義できたりできます。

で?今回はどんなことをしたの?

とりあえず、下記の3種類買ってみて、それぞれのできる事等を比べてみました。
・Sayo Decive 9K
・Koolertron AMAG キーボード
・YMDK09

Sayo Device 9K

AliExpressで1,500円ぐらいで購入した、怪しげなもの。
商品名は英語サイトだと
「9 Key QMK Hotswap RGB Support Macro Function Type C MX Switches Numpad Keyboard Mechanical T8Y5」

といった感じになっています。

ソフトウェアも説明書も付属しておらず、Google先生に聞いて中国サイトを彷徨うこと30分でやっと見つけました制御プログラム!

使ってみたけど、設定できる項目が低いのでこれ単体で使うのは難しいなぁって印象。内部チップはch551gでArduino IDEで書き換えできるよう(?)なのでソースコードをください・・・って感じです。QMK Frameworkを使っているならそちらのソースコードでも・・・。

実用するには、たとえば、F13~F21まで割り当てて、AutoHotKeyやKeyHacなどのソフトでF13~F21が来た場合に、Ctrl+Sなどやりたいホットキー・マクロを定義してやるという感じで連携して使うと問題なく使えました。

Koolertron AMAG キーボード

Amazonで4,999円で購入した、お高いの。
商品名は
「Koolertron片手マクロメカニカルキーボード 9キーフルプログラム可能ゲーミングキーボード カスタマイズ可能小型キーボード RGB LEDバックライト OSUに適用 (赤軸RGBブラック)」

説明書やキートップなどが付属していて、制御ソフトウェアのダウンロード先も説明書に記載されていました。

レイヤー機能も構成1,Fn,構成3,構成4の全部で4層、マクロは通常12個と遅延機能あり12個の計24個まで登録可能で私の部署にはこれぐらいでちょうどいいかなと思いました。

デメリットはキーコードあたりにあって、日本語に完全対応しておらずUSキーボード?か何かのキーコードで設定する必要がありました。
(詳細は忘れました・・・思い出したら追記します。)

キーボード自体に設定を記録するので、どのパソコンでもUSBでこのキーボードをさしてやれば同じ動きをするのでお気に入りの操作感を持ち運べるメリットがあります。

YMDK09

AliExpressで3,100円ぐらいで購入した、人気?なもの。
商品名は英語サイトだと
「9 Key QMK Hotswap YMDK RGB Support Macro Function Type C MX Switches Mechanical Keyboard Numpad For Gaming Photoshop」

プログラム組めるならQMK Framework(C/C++)で直接書いてやれば自由にできるのでは??と思い購入。購入時にQMK非対応?もあるみたいでDetailsの欄をしっかり読みましょう。
(私は英語が読めないのでGoogle翻訳に頼りました)

KeySwitchは各キットの中で選ぶことが可能で、私はKit1で
・kailh box black x5
・kailh box brown x4
を、購入後のメッセージに返信する形で注文しました。

いろいろいじってみると、VIAを使用するとレイヤーは計4枚が上限で、VIAをOFFにすれば、今度はRGBLayerが計8枚の制限のようです。ただ、AMAGの倍のレイヤーが使えるうえ、マクロの定義等もより細かくかけるため、AMAGの設定の設定+αで現在運用できています。

どれがおすすめですか?

下記の認識でいいかと

■持ち運ばない  → Sayo Device 9K
AutoHoyKeyやKeyHacと連動すれば各アプリケーションごとに13個のオリジナルキーが増えるのでそれで足りるならこれで十分。

■持ち運ぶ・簡単に設定したい → Koolertron AMAG キーボード
設定ソフトウェアに少し癖があるが、QMKで自力で書くよりはるかに簡単。
少しお高いのがデメリット。

■とにかく自由に設定したい → YMDK09
レイヤーも多めに使え、光らせ方も指定できるが、C言語でがしがし書く必要がある。もちろん、VIAとかいれればKoolertron AMAG キーボードぐらいの簡単な設定はできるがマクロ数が少ない(確か15個まで)等の制限はある。


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