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「リトル・トリー、わたしは行かなくてはならないの。風の音を聴いたら、木々を感じるように、わたしを感じてちょうだい。おまえが来る日をわたしは待っています。次に生まれるときには、もっとよくなるでしょう。なにも心配ないわ。おばあちゃんより

リトル・トリー フォレストカーター著 より

今日は沖縄慰霊の日
風が空を駆け
時折おひさまの光が雲間からあらわれたかとおもえば
雨粒が大地を一斉にたたきだす

海の向こうで
その土地を護り慈しみ生きる人たちと
私たちを繋ぐ風

私たちの、小さな祈りが
この想いを
どうかその背にのせて

いのちあるもの皆
喜びのなか生まれ
喜びと共に生き
喜びのなか死んでゆく
平和な世界を
私たち一人一人の内から
花開いていけますように

合掌

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