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その豆腐は木綿?それとも絹?

Noteで日記を記入するようになってから、
子供のように「なぜ?なんで?」という言葉が頭をよぎる。

早速今日のテーマ。
その豆腐は木綿だろうか?絹だろうか?

昼食で味噌汁を食べていた時、味噌汁には木綿豆腐をいつも使っているが、これ絹豆腐にしたらどうなるんだろう?と疑問に思った。

味噌汁は木綿豆腐。
冷奴は絹豆腐。
麻婆豆腐は木綿豆腐。
肉豆腐は木綿豆腐。
湯豆腐は絹豆腐。

おそらく、実家で出てくる豆腐料理は少し昔まではこんな感じで使い分けていた。しかし、いつ頃からか料理で使う豆腐は木綿が多くなった気がする。

ん??
絹→木綿にしてもあまり変わらない?ということはその逆も然りなのか…?

何となく舌触りが異なることは理解できる。
が、それ以外の部分で木綿豆腐と絹豆腐の違いを説明することができない。

(これを見ているあなたは2つの豆腐の違いを説明できるだろうか?)

豆腐の歴史

さすが、情報社会。
Google様で検索すれば一発で知りたいことがヒットする。

豆腐はいつどこで生まれたのでしょう? 実はその起源は、謎に包まれていると言われています。わかっていることは、奈良時代に中国から日本に伝わったということ。はじめは僧侶の精進料理として広まり、徐々に一般に浸透していったようです。ただ農民にとっては、特別な日にしか味わえない高級品だったという記録も残されているとか!?

豆腐とは?作り方からレシピまで「豆腐のなんでもQ&A」|SATETO さてと

豆腐って日本発祥じゃないんだ笑
しかも高級品として扱われていたなんて…豆腐が高級品な世界…

さらに調べてみたら、全豆連なる団体が存在した..
ありがたい!

こちらの紹介文によると江戸時代に庶民にも普及したと書かれている。
伝来してから1000年近くも高級品、もしくは一般的には食べられないものだったと考えると、普段何気なく食べている豆腐も贅沢なものに見えてくる。

豆腐の作り方

豆腐の原料は基本的に大豆と塩を生成する時に生まれるニガリだけ。
水につけた大豆を砕いて煮る。そして布を敷いた容器で漉す。

なるほど、絵が簡単に頭に浮かぶ。
漉したものをニガリと混ぜて固めることで豆腐の完成ということだ。

待って、簡単にできそうじゃない?
これは「25歳が豆腐を作ってみた!」をやるしかないのでは?
と思ったけど、ちょっと今は無理そう。

木綿と絹の作り方の違い

いやちょっと待って。危ない。
豆腐の作り方理解して、終わるところだった。
木綿と絹の違いがわからないではないか。

全豆連の説明は丁寧だけど、細かくて素人にはちょっとわからない。。。

今度は日本豆腐協会を発見。
これはわかりやすい。

「もめん」と「きぬ」の製造工程
もめん豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて一度固めたものをくずしてから、圧力をかけて水分をしぼり、再び固めたものです。
一方きぬ豆腐は、もめん豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めて作ったものです。

日本豆腐協会|豆腐の原料・作り方

絹の布を使ったとか、木綿の布を使ったとかの違いではないのか。
同じ材料から作ってもこの製法の違いによって、含まれる栄養素が異なるらしい。

木綿豆腐は圧縮する分、凝縮される栄養素もあるが、絞る過程で水分と一緒に一部失われるものもあるそうだ。

勉強になる。

▪️栄養素別おすすめ豆腐
木綿豆腐が多く含まれる栄養素:

・たんぱく質・カルシウム・鉄分
絹豆腐が多く含まれる栄養素:
・ビタミンB類・カリウム・マグネシウム

▪️料理別おすすめ豆腐
木綿豆腐:
・焼く料理・炒める料理・煮る料理・揚げる料理
絹豆腐:
・冷奴・サラダ

好きな食感や気分に合わせて、豆腐を変えることも何も問題はないだろう。

普段何気なく食べている豆腐もこうやって製造工程や違いを知ると、
スーパーで見かけた時とかちょっと楽しい気持ちになれそうだ。

ちなみに、豆腐の美味しい保存方法が紹介されているのを見つけたので、ご紹介

一度に使い切れなかったおとうふは、たっぷり水を張った容器に入れて、ふたをして冷蔵庫で保存します。(必ずおとうふが隠れるまで水を入れます)空気にふれると、風味が損なわれていきますので、なるべく早めに使い切るようにしてください。最近では、様々なサイズのおとうふが販売されていますので、用途に合った分量のおとうふや、保存しやすい便利な使い切りパックのご利用をおすすめします。

相模屋|お豆腐豆知識

今日から豆腐を愛そう!



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