バスの実質優先席で肩身狭い経験をした

あらすじ

あなたはバスの実質優先席をご存じだろうか。優先席と隣接していて2人くらいが座れるであろう席のことだ。私は昨日そこに座っていた。

座ってしばらくすると、ご老人がバスに乗ってきた。私はそのご老人に席を譲ろと思い、膝の上のリュックを掴んで立とうとした。そのとき、席を譲られることを察したご老人は、手振りでそれを拒否した。

私は拒否されたので、立たずに実質優先席に座り続けた。ここで私はふと、あることに気付く。私は第三者から見て、老人に席を譲らない若者になっているのではないかと。

一旦、冷静になるためご老人が拒否した理由を考えてみた。一番に思いついたのが、すぐに降りるからという理由だ。短い距離でいちいち起居するのが面倒臭かったのかなーと、そう思うことにした。

しかし、しばらくしてもご老人はバスを降りなかった。結局、私の方が早く降りることになったのだ。

事実

・老人の意図を汲んだ紳士な若者

・若者に座らせる心優しいご老人

客観視

・老人に席を譲らない非常識な若者

・若者に席を譲られない可哀想な老人

教訓

今回の件から私が得るべき教訓は、老人が立っていて若者が座っているシチュエーションでは、必ずしも若者が悪だとは限らないということだ。

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