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卒業ソングがなくなる日

さくら、3月9日、などなど沢山の素晴らしい歌が存在するが歌というものは時代を象徴するのだからやはり亡くなる日はいつか来ると思う

具体的に言うと「新卒一括採用」などに代表されまた18歳高校生を終わったり22歳で大学生活を終える時から「地獄のエンドレス社畜生活」がスタートする社会が終わる時である

つまりはそういうクソな社会と若い学生でさえ分かっているのに、その裏の意味での「卒業」ソングが存在してそれを高らかに歌うという皮肉を地で行く奴隷労働からの解放がない・しないにも関わらず自ら突き進む時代を作ってしまっているのに、である

社畜、週5の8時間労働が終わる時

バブルは終わっても何も残らなかったこの国には「卒業」というものが一生出来ないまま停滞ではなく衰退を押し付けられていても茹でガエルの様に死ぬしかない未来を「3月から4月」で消化するだけになってその美しさ故に裏の出来事に気付かぬまま歌い続けてしまってその学園生活がまた出来るだろう取り返せるだろうと夢見て微々たる「金」だけを頼りに日々生きていくしかないその時を刻むだけである

アニソンも同じ

今アニソンでしか市民権を得られないバンドやグループそしてラッパーもその実は同じ構造の筈だ

その仮想世界である2次元に自分を投影し鼓舞してくれる「応援歌」であるところの卒業をどうにかしないと現実の生活は結局今後一生変わらずアニメ漫画の物語とは真逆の奴隷を強いられるのに、どうやら皆んなそれでも罠でも良いとその道を進んでいる様だ


やはり自分の身は自分で守るしかないのか

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