給料もらえる仕事ともらえない仕事
私が今までやってきた仕事は順番に
動物看護師
パン屋さん
運送会社
ライン倉庫
塗装業
ラウンジホステス
A型作業所
です。アルバイトも含めてですが。
仕事の内容を1つ1つ話すと長くなるので、お金が発生する仕事とお金が発生しない仕事について書いてみようと思います。
仕事ができなくなった今、仕事ができることの有り難さがとてもわかります。 上に書いた仕事の中でも嫌な思いをしたことはありました。 とてもやりがいを感じる仕事もありました。 夢だった仕事もあります。 外で働いて給料をもらう。そして楽しい。
これ以上、良い事ってあるのかなって今は思います。
今の私の仕事は自分の体調管理。
病気になって悪くなるまでそう長くありませんでした。
弱視いうのは子供の頃からでした。
それでも片目が良かったので、仕事をするには支障はありませんでした。
不便なのは運転免許が取れないということですね…
A型作業所を辞める頃、私の体はもう、どうなっているのかわかりませんでした。
と、いうより給料を得られる仕事というものが私を縛っていたのかもしれません。
生活自体が成り立っていませんでした。 そうなるまで、自分はどうにかできると信じていました。
でも今は、自分の体のことを考えれば社会に出て仕事をする事は、どれだけ無責任なことかと感じるばかりです。
病気と共に生活するというのも立派な仕事だと思うようになりました。
病院に何件も通い、きつい思いをたくさんして分かってくれる人はいても、共有できる人はいない。
周囲に置いていかれるような気がして、とてもとても孤独な仕事です。
その割にお金がかかるばかりでお金は入ってこない。
でも自分の体と自分の心と向き合う時間というのは今しか得られないものかもしれないです。 それはそれで給料なのかなぁって思います。
子育てを頑張れば子供の笑顔が見れるのと同じかな。
本当は元気になりたいし、お金だってあればこの体でも楽をして暮らせる。
楽をするというのは遊ぶ事ではなく、欲しい物を買うことでもなく、生活自体が楽になるように工夫できるということです。
冷たいことを言われる時もあります。
ぶつけようのない気持ちで押しつぶされそうになることもあります。楽をしたいの意味が昔とは随分自分の中で変わったと思います。
でもそれって病気の人じゃなくても同じですよね…
仕事をしてたって冷たいことを言われる日もあればものすごくムカつく日もある。
そういう意味では私は無職でも働いていると思います。
生きるということが人間の仕事なんだと思います。 今の私の仕事は自分自身と戦う事と、ここからまた自分を成長させることです。
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