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Inventor / 分かりやすいスケッチを作成するテクニック

3DCADで作業をするときに一番多くの時間を費やすのがパーツモデリングですが、その中でスケッチに関する作業時間が一番多いと思います。そのスケッチを、分かりやすいスケッチにするためのテクニックをまとめてみました。

私自身がが作業をする中で会得したテクニックなので、他の人とは違うかもしれません。この方法がベストということではありませんが、参考にしてもらえれば幸いです。

ボイスロイドを使ってみました

一番学習しやすいのは、目で操作を追いながら、耳で説明を聞くのだと思います。対面で行うセミナーでは、受講者の反応を見ながら、操作をし、かつ口頭で説明をするとのが普通なのですが、これをウェビナーの様に限られた時間で効率よく説明をする必要があり、しかも、録画を後で視聴されるという事になると、資料を作るのに相当ハードルが高くなります。

私の場合は、滑舌が良い方ではありません。それで、ウェビナーの後は説明が下手だったと落ち込む事が多いです。また、予め作成した動画を再生しながら説明をするというのも、時間調整が大変です。

原稿を録音しておいて、動画と音声を一緒に編集するという方法があります。これは相当に大変です。まず、自分の声を聞くというのは相当に恥ずかしいです。滑舌が悪いのと、噛んだりするので取り直しの回数が半端なく増えます。大体、動画時間の10倍の時間が掛かります。

そこで、原稿を自動的に読んでくれるボイスロイドというものを使ってみました。まず声がきれいです。多少?なところはありますが、ほぼ自然に聞こえます。読み仮名、アクセントを編集すれば、私の声よりずっと良い事を確認しました。

今回は、初めての取組です。動画編集時に、デジタルなはずなのにノイズが載ったり、間が空いてしまったりと色々ありますが、最初としては良い出来だと思います。

使用した、水無瀬コウというボイスロイドについては、https://www.ah-soft.com/voiceroid/kou/ を参照。ちなみに、文章を読むのがボイスロイドで、歌を歌うのはボーカロイドだそうです。

Z-up か?Y-upか?

パーツモデリングをするときの座標系は、Z軸が手前、Y軸が上、というのがほとんど。ただ、私自身は XY平面が水平面、Z軸は上方向、が馴染みやすい。AutoCADの座標系がZ軸が上だからという理由もあります。

説明資料を作るにあたって、悩んだ結果、Z-up(Z軸が上)でとおすことにしました。Y-up(Y軸が上)にすれば、余計な説明をせずに済むのですが、この際、座標系についても知ってもらうのが良いと思ったからです。

座標系の考えというのは大変に重要です。それを理解してもらえれば良いし、少なくとも、座標系という言葉だけでも知ってもらうと良いと思います。

WHAT'S NEXT?

図のような簡単な形状のモデリングを実際に演習する体裁で、資料を用意しています。

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