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Inventor Memo

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Autodesk Inventor に関する話題、テクニカルな記事など
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「Inventor モデリングテクニック」 のメンバーシップについて

2024年の年初から、「Inventor モデリングテクニック」と題して、Autodesk Inventor で作業をする上での便利な使い方について、記事を書いてきました。パーツモデリングから系統立てた記事を書き、それをまとめて、ちょっとした本(自家製本)にできればと思ったからでした。 6月でちょうど半年になり、20件以上の記事が出来ました。おかげさまで、ビューの件数も増えてきました。特に、繰り返して閲覧されているようなのがうれしいです。 記事を読み返してみると、一つ一つ

Inventor / 液面を表現する

Inventorのフォーラムで、「タンク内に液面を表現したい」というスレッドがあります。液面の高さを図面で図示する方法に関する質問でした。 そこでは、「水のパーツソリッドを用意して」とさらっと書かれていましたが、この液体の部分のソリッドを作る方法について、?な方も多いと思ったので、液面の表現方法をまとめてみました。特に、 容器のサイズが変わっても液体の形状が追従する 液面の高さ、液体の質量などを図面上に表現する という事にこだわってみました。 容器モデル 容器はど

Inventor / 履歴の無い3Dモデルでボルト締結ジェネレータを使う方法

購入品や標準品などの3Dモデルはダウンロードしたものを使うことが多いです。これらの3Dモデルは、履歴の無いモデルであることがほとんどです。 Inventorのボルト締結ジェネレータは穴の位置情報を利用してボルト締結ができる優れものですが、履歴の無い3Dモデルの場合は、フィーチャが存在しないので穴フィーチャを利用してボルト締結が出来ません。 ボルト締結ジェネレータには、穴フィーチャの他にスケッチ上の穴中心点(十字の点)を利用してボルト締結ができますので、この機能を利用して、