JupyterでAnacondaの環境を指定する
Jupyterで新規Pythonを作ると、デフォルトの(?)環境になって、せっかく作ったAnaconda環境のライブラリが反映されてない。そこで、Anaconda環境を指定した新規Pythonを作る方法。Windows用です。
(こちらの写し・Windows版です)
Condaで作ってる仮想環境の切り替えをJupyter上で簡単に行う方法
https://qiita.com/yoppe/items/38005f415a5b8b884c7d
■ パソコンで最初の1回だけやること
jupyter notebook --generate-config
これで C:\ユーザー\(ユーザー名)\.jupyter\jupyter_notebook_config.pyが作成される。その最後の行に、
c.EnvironmentKernelSpecManager.env_dirs=['C:\\Users\\(ユーザー名)\\Anaconda3\\envs\\']
と書いておく。いちおう「C:\\Users\\(ユーザー名)\\Anaconda3\\envs\\」を見て、Anacondaの環境が入ってる場所かは確認した方がいいですね。違ってたら適宜修正してください。
■ Anaconda環境を作るたびにやること
pip install environment_kernels
まぁ実のところこれだけ。
ちょっとした罠として、私のAnacondaはなぜか、新しく作った環境にjupyterをinstallしてなくてもjupyterが動く状況です。(もしかしたらこれ↑をやってるからかも?)jupyterをinstallしてない状態で、environment_kernelsだけを入れても、なぜか動くjupyter環境には出てこないです。jupyterをinstallすれば大丈夫。
■ ところで
Anacondaには conda install があり pip install はしてはならないという話があるので、この記事の作業はちょっとした覚悟の上で行いください。私の環境はpip installしても壊れませんでしたが、過去に別のpip installで全環境壊れたことがあります(^^;