20/21EPL第20節 WBAvsマンチェスターシティ

結果はご存知の通り5-0でシティの圧勝。
WBAは前半は5分間しか闘志が感じられず、シティ対策も見られず残念だった。この前半で試合がほぼ決まってしまった。

シティはルベン・ディアスが加入して以来、右SBのカンセロもしくは左SBのジンチェンコがアンカーのロドリと並ぶような形でビルドアップを行う。この試合ではカンセロがロドリと2アンカーで並んでいた。普通、シティと戦うのであれば中盤に人数を割いて外回りで攻撃をさせ、サイドでボールを奪ってカウンターというのが効果的だが、この試合は前半の40分までカンセロに誰もマークに行かずずっと中盤でフリーでボールを捌かれていた。その結果早々カンセロのロングボールから失点し、前半で4失点。後半に入って5バックにしたが、ようやく対等に戦えていた。

シティに関して特にいう事はないが、気になったのが前線の連動性。この試合純粋なストライカーが先発におらずいわゆる0トップのようなフォーメーションだった。その中で右からスターリング、ベルナルドシルバ、マフレズ、ギュンドアン、フォーデンと並んでいた。スターリングがボールを持つとベルナルドシルバが裏に抜け、その空いたスペースにマフレズが走り込み、スターリングもカットインし、マフレズとのワンツー、あるいはドリブルからのシュートというような形が何度か見られた。
またカンセロがボールを持つと、スターリングが大外から中に走り、ベルナルドシルバが大外に開いてボールを受ける。というようにシームレスに連動してマークを外していた。シティはスペースの使い方が上手いが、作り方も上手いと感じた試合だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?