拨开乌云的一刹 看清我心中的月
威神Vを見た。
NCT2020 "Make A Wish" のMVで黄色の髪をした人に一目惚れしてから、約1年と10ヶ月後のことだった。この間には本当にいろいろなことがあって、威神に会うことができないまま人生を終えてしまうんじゃないかと本気で思っていたときもあったし、威神が実在していない可能性さえあると思っていた。そもそもSMTOWNの開催が発表された段階では威神が来るのか定かではなかったし、メンバーが東京タワーのストーリーをあげていても本当に日本に来ているのか怪しんでいたし、会場に入って席に着いてもなお、威神を実際に見ることができるのかどうか少し疑っていた。
韓国のSMTのセトリを見ていたため、1曲目を終えて威神はまだもう少し先だろうと思って息を整えていた矢先、センターステージに5人の足と衣装の装飾が見えてイントロが流れて威神が登場。ここから涙が止まらなかった。「威神が本当にいる」ことをこの目で確かめられたあの瞬間のことは絶対に忘れない。夢にまで見た威神との対面。威神も夢見たであろう有観客でのパフォーマンス。愛を諦めないでいた日本のウェイゼンニたちの念願叶った瞬間。手も足も震えた。親の顔ほど見たKick backは韓国語バージョンだったのが少し惜しくはあったが、涙でぼやける視界にうつる完璧なビジュアルとパフォーマンスの彼らを脳に焼き付けた。衣装も最っっっっっっ高にかっこよくて、彼らの持つ素材の良さが完璧に引き出されていた。もし私が石油王なら、スタイリストの方とシャオジュンとテンちゃんの髪をくくったヘアメイクさんにも油田を丸ごと差し上げていた。モニターを見たらいいのかステージを見たらいいのかわからなくなって大混乱していたが、「威神が実在している」という事実だけではなく、その最高のパフォーマンスをも生で浴びてしまって私のライフはゼロ。テンちゃんのパートの後ろでくんさんとシャオジュンが額をくっつけるところ(伝わって)はモニターでしっかり見て、思わず悲鳴を上げた。会場に入る前、予想以上にウェイゼンニが多いことに驚いたが、Kick backでの盛り上がりにも再び驚かされた。凄かった。本当に凄かった。語彙力がなくなったのでKick backの感想はここまでにしておく。
そしてメント。彼らは明るくなった客席にあるたくさんのネギやうちわを見渡してどう思っただろう。日本にもウェイゼンニがこんなにたくさんいることをわかってくれただろうか。そうだとしたらすごく嬉しいな。まさか生きている間に「こんばんは、WayVです!」が聞けるとは思わなかったし、「日本で公式的に挨拶するのは初めてですよね?」とクンさんが言って、私が初めて威神の日本での挨拶を聞いた1人になれたことにとても感動した。全員日本語で頑張って話してくれたのが本当に嬉しかったのだが、数分前にようやく威神の存在を確認した身としては供給が多すぎて受け止めきれなかった。威神が実在するだけでも驚きなのに、私(たち)がすんなりと理解できる唯一の言語”日本語”で一生懸命話そうとしてくれているのが非現実的すぎて、受け入れるのに時間がかかった。こちらがあまりに必死で彼らが何を話していたのかほとんど記憶がないが、ヘンドリーが「これから日本でもたくさんお会いできたら嬉しいです!」と言ったことで、トンネルに一筋の光が差し込んだような気持ちになった。これから本当にたくさんお会いしたい。もしあなたたちが来られなくても私たちがどこへでも行くから大丈夫。ウェイゼンニは翼がなくても飛ぶよ。
Nectarの感想を書く前に少しだけGoldenの話をする。あのKick backを見て茫然自失の中、突然現れた爽やかキラキラアイドルのシャオジュンがあまりにも美しくて泣いた。とても楽しそうに歌って踊っていた。シャオジュンは本当に歌が好きなんだなと思った。Kick backを含め威神の多くの曲は「かっこいい」曲だから、そこでは見られない一面をGoldenで見ることができて本当に良かった。ライデンさんありがとう。白シャツにデニムというシンプルな衣装であれほど舞台映えする人間はシャオジュン以外にいないと確信した。高貴な衣装も似合うのに、シンプルな衣装も似合うなんて本当に天才。早くシャオジュンを世界中の人に見せびらかしたい。こんなに素敵で綺麗で可愛くてかっこよくて歌もダンスも上手くて最高な人がこの世にいるんだよって知ってほしい。シャオジュン、私があなたのためにホールでもアリーナでもドームでもスタジアムでもなんでも作ってあげるからちょっと待っててね。早く全世界を狩りに行こうね。
ここで一旦深呼吸して、いよいよNectarの話をする。韓国のSMTではMiracleだったから、多くのウェイゼンニたちと同じようにMiracleを見る心の準備をしていた。ライブももうそろそろ終盤にさしかかっていたため、「もしかしてNCTはResonanceやって終わり…?いやGlitch modeやったってことはMiracleもやるよな…」と思いながらその時を待ち望んでいた。ここで私が一つ大きな勘違いをしていたのは、実際にやったのはMiracleではなく"Nectar"だったということだ。あの伝説の"Nectar"。”Gimme that nectar”はウェイゼンニの総意だっただろうが、威神が実在することすら数時間前まで信じられなかったのに、生でNectarを浴びるなんて地球がひっくり返ってN極とS極が入れ替わるのと同じレベルでありえないことだろうと思っていた。aespaのGirlsが終わっても前の2つのステージには誰も現れず不思議に思っていると、突然あまりにも聞き慣れたイントロ。周りの観客はピンときていなかったが、ウェイゼンニは目が飛び出るほど驚いただろう。まさかあの場でNectarをやるとは夢にも思わなかったのだから。案の定イントロで悲鳴を上げて立ち上がってステージのほうを見ると、なんとバックステージで威神がNectarを踊っていた。幻覚か夢でも見ているのかと思った(あとからTwitterを見ると、ウェイゼンニが揃いも揃って幻覚を見たのではないかとツイートしていて笑ってしまった)。大号泣した。嗚咽して泣いた。その後も涙が止まらなくなった。初日、斜め一列やV字に広がるその陣形を2階席から見て、綺麗さにまた涙が出た。そしてテンちゃんがソロパートで頬杖をついたとき、自分の中の何かが弾け飛んだ音がした。非常に危ない。威神がとうとう天下を取ってしまう。3日目は幸運にもバックステージにかなり近い席で見ることができたが、画面越しではわからなかった物凄い気迫を感じた。振付もさることながら、全員の表情からあまりにも完成された美をまざまざと見せつけられて唸ってしまった。何を食べてどういう生活を送ったらあんなハイレベルな表現ができるのだろう。あのわずか3, 4分の間に多くの人を狂わせたNectar、危険すぎるので規制したほうがいい。早く規制すべきだ。
私はNectarを「エロい」という形容詞で表すのがあまり好きではないのだが、あのステージからは確かに神格化された概念としてのエロスを感じた。「威神らしさ」が1番表現できる音楽とダンス。威神にしかできないステージ。日本で中国語の曲をやってくれたことも素直に嬉しかった。セトリをMiracleからNectarに変えてくれた人、あなたも神です。ただ準備期間が2日だったとのことなので、できればもう少し早めに言ってあげてください。
そして最後、モニターに5人が映ってまた泣いた。シャオジュンが「WayV comeback!!」と口を動かしていてさらに泣いた。シャオジュンありがとう。
とんでもなく長くなってしまったが、威神にはもっともっとたくさんの愛を浴びてほしいと強く感じた。これからもどこまでも高く高く飛んでいこう。いつまでも愛してるよ!