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ありがとう72期~シーズン秘話~

横国サッカー部史上最高の挑戦。
2022年10月26日。関東プレーオフ。
0-1での敗戦。
試合後の先輩方の熱い想い。応援の声。OBの激励の言葉。後輩たちの意識の変化。

「やるしかなかった。でも、やりきれなかった」

そんな思いを今も内に秘めている72期の首脳陣にインタビューしました。

普段は語ることのない彼らの内なる思いを是非ご一読ください。

今シーズンの感想をどうぞ

平均点の主将と語るが、
常にチームのことを考えてきた主将・坪井貴司


坪井:横国サッカー部として一歩前進できた。

最初は不安だったけど、結果的に関東3部昇格までもう一歩のところまでこれたのは、横国サッカー部としては大きな一歩だったのではと思います。

でも、そこで「勝ちきれなかった」ってのが、現状なので、中長期的な視点では、今後に期待しています。
全員:笑い(真面目にいくのかよ)
坪井:え、なんで…
本江:パワーじゃなかったのよかった笑

首脳でしんどかったことは?

温厚な首脳陣の中でチームの闘争心を牽引した副主将関根

関根:いろいろあるけど…怒ること

―え、なんで?
関根:学生主体でやっている+ほぼ年も変わらないメンバーに怒るってのが、心が疲弊するから一番しんどかった。

―それは、他の首脳陣3名が温厚だったからも影響する?
関根:まー、怒ることができるポジションだったかも。でも、向こうも嫌だし、こっちも嫌な気持ちになるってのが、嫌だった。
他3名:え、けーすけ。嫌だったの。めっちゃ生き生きしてたよ、怒っているとき!
関根:嫌だろ。普通に考えて

―たしかに他のメンバーは怒ることは向いていないかも…?

ズバリ、やりがいはなに?

圧倒的に仲が良い代と呼ばれる同期と
組織のトップとしての仲介役を務めた
副主将大森


大森:普通のプレイヤーだと経験したことない感情を味わえたこと!

具体的には、Aチームが勝つこと・Bチームの選手の成長を見ること・同期が活躍していくことの3つかな。

72期の仲間たち

他3名:いや、ほんとそれ!同期の活躍は刺激になった。

1番の思い出はなに??

キーパー転向後、熱い想いと冷静なマインドで
常にチームに背中を見せてきた
副主将本江

本江:プレーオフはまあ普通だと思うから置いといて、
負けラン(横国サッカー部には、遅刻や無断欠席などの理由で全員がグラウンドを往復する連帯責任が存在する!)の時に、

同期のママ(我らが同期の2浪を乗り越えた大先輩)が復帰明けで、膝に手をつけながらも、誰にも聞こえないぐらいの声で「もっと声だそうぜ!」って言ってたの見て、涙でそうになった。

我らが横国サッカーのママ

―最年長の頑張りをみて、涙ね、、、
本江:そう、これが青春か!って思った。
―いろんな試合も練習も見てるけどそこなんだ。
本江:うん。あの景色には勝てないね。早く戻ってきてほしいです。
―(ママ、おかえり。)

ここからは部員たちから事前に募集した内容を質問していきます!

サッカー編

Q1:なんで大学サッカーを選んだ?

大森:普通にコロナだったのと、高校の同期にコタ(横国サッカー部のマイペースストライカー)もいたし、先輩もたくさんいたから。

―入ってからのギャップはあった?
大森:高校とかは違いすぎる。監督もいないから学生主体、練習も基本朝練で拘束時間自体は長くないって特徴があって、今までと違うから新鮮だったってのもある。

―全国経験・浪人組はどうだった?
坪井:浪人で1年間サッカーやりたい欲が強かったから、ギャップはなかった。あとは、刈谷の先輩たち、兄貴(坪井主将の実の兄も横国サッカー部OBです)とか龍(刈谷高校時代の同期)とかもいったってのもある。

―コロナで新歓が例年よりも行われていない状況で選択肢があまりなかったってのも、1つかもしれないです。

Q2:首脳学年時代はプレーに集中できましたか?

大森:今サッカーが純粋に楽しい。首脳学年の時は、集中できたって言うかもしれないけど、他のことめっちゃ考えてたなって思う。
本江:そう。1つ1つのプレーが見られてた気がする
全員:いや、それ!

―貴司は現在、とても楽しそうにサッカーしているそうです(4年生情報)

Q3:4年生の圧力は怖かった?

本江:全然感じなかった(真顔)

―はじめ揉めていたのお聞きしていたのですが…
本江:そうですね。僕たちが至らなかったってことにつきます。
大森:4年生は、「優しい」存在ってだけじゃなかった
坪井:いたからこそ、考えさせられることもあったし、最終的な決定も自信をもってできた。
―4年生皆さんありがとうございました。

Q4:朝練に遅刻しないコツを教えてください。

大森:爆音の目覚まし時計でめちゃくちゃ対策してます。(経験者談)
それにスマホのアラーム、Apple watchも駆使してます。

現在の対策アラーム(ご本人提供)

Q5:5バックにして後悔したタイミングはある?

坪井フォーメーションは数字の羅列だからとらわれてない。

けど、守備的にするって決めてからリーグの要項が変わって「おっ」ってなった。

本江:批判も最初点が取れなくなるのは分かっていた。
明らかにポジションに戸惑っている人もいて、選手のフォローまで考えておくべきだったなって今となっては、思うかも!

坪井:次につながれば、いいかな

―横国サッカー部は2023年シーズンを東京都1部リーグで戦います。Jユース出身はもちろん、強豪校出身の選手たちの多く所属するリーグで横国サッカー部の挑戦はまだまだ続きます。

Q6: 好きなプレーは?

―何個かあげてって!
関根:ヘディング、防衛大の玲音君の一点目
大森:ビルドアップ、いたるの縦パス
坪井:俺がケガした時の神奈川工科で決めたフリーキック(リンクから絶対見てください!、)

あとは、とものヘッドショット→探してみてね
本江:新田くんの報復。まさたかの胸トラ。たけしの信じられないパスミス

―話しかけてくれると全力で答えます!

パーソナル編

Q1:この1年間で1番成長した選手は?

上杉/竹田/中村/岡

関根:上杉隼也(新4年)
フィジカル以外が輝いていた

本江:竹田光太郎(71期) 
今年の5バックを支えたのは竹君
あとは、ざき、りゅうぞー、じゅんぺー
ーなんでこの3人??
1年のときの自分と重なるからな〜

坪井:中村友星(新3年)
今一緒にやっててこんな上手かったんだって思った👏

大森:岡優斗(新2年)
何回かAにあげようか迷った

Q2:今後期待している部員は?

井上/渡辺/山口/田中

大森:井上史穂(新3年)
1年のときから期待しているけど今年こそは、影響力大きいからいい方向に!

本江:渡辺英隆(新2年)
部員ブログも読んで、最後まで走ることであったり自主練している姿を見たりと成長して欲しいなって思います。やり切って欲しい。

関根:山口泰生(主将)
チームのこと考えて頑張ってもらえればいいと思います。

坪井:田中友也(新2年)
FWとして数字だぞっていじっているけど、、今後に期待してます!

Q3:1番可愛がっている後輩はだれ?

坪井:ともや、そら
大森:意識的に話してたのはだいと、むさし、なごむ
関根:タイセイでっす!
本江:えっと、、、募集中です!

Q4:尊敬している先輩?逆にしていない先輩

沖/竹田/住谷/今瀧

坪井:沖君
同じ主将として統率力のある主将だった
大森:沖君・竹君
ポジション一緒だったからこそアドバイスをもらえた
本江:住谷君
そばで見ていて、1番ゴールキーパーに対する気持ちが強い
関根:拓登
ケガして戻ってきてから歩くのも障壁があるのに、各カテゴリーに影響を与えながら最終的にやりきっている姿を見たから。

―逆にしていないのは、、、

一同 : 新田君!!
いい意味で尊敬してないです。
なりたい先輩はもちろん新田君です。
(連絡待ってます笑)

Q5: 忙しいなかでの1日の楽しみは?

坪井:彼女との電話笑
関根:東海オンエアの動画を見ること
大森:定期的な楽しみ(漫画、映画、旅行)
本江:勉強・読書
前日に次の日のスケジュールをリストアップするようにしてる

Q6:現部員でキーパーに向いているのは?(右京)

ーかずき(即答)
 身長・声・筋トレ

ではでは、
現在、ワールドカップの日本代表の大活躍後、サッカーは注目の的ですが、
今後どうサッカーに関わっていきたい?

横国サッカー部の最終学年として

大森:最後のサッカー生活を楽しみたい
本江:関東レベルのキーパーになりたいー試合に活躍できる選手になりたい
関根:チームに影響を与えれる選手に(辞めてるので信用できないですね。)
坪井:沖君の代が背中を見せてくれていたこそ、最終学年としての姿を見せたい。

社会人として

大森:サッカーのない生活ではないと思う
本江:コンサルでもスポーツビジネスの部門があって地域ごとのサッカーチームに関わっていきたい!
関根:サッカーを楽しめる人間に
坪井:教員になったとしたら、部活の顧問も視野に

せっかくなんで、きっと読んでくれるだろう後輩たちにコメントをお願いします。

みんなに支えてもらって首脳ができた。
みんなには感謝しかない。

坪井:悔しい思いをしてきた人たちは例年より多い。その悔しさを一緒に晴らしましょう!
本江:みんなに支えてもらって首脳になれた。
大森:首脳を終えたのでいい意味で仲良くしたい。一緒に頑張ろう!
関根:1回馬鹿になったほうがいい(練習はきてませんが笑)

p.s.
今期の首脳陣へ
何かあったら俺たちに頼ってください

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも、横国サッカー部への熱い声援をよろしくお願いいたします。


企画編集:滝本起子


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