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「自分が」 1年 新納蓮時

初めまして、横浜国立大学体育会サッカー部1年、経営学部の新納蓮時(ニイロレンジ)です。4年生の引退ブログを読んで感動していたところ、1年生も「入部への思い」というテーマで部員ブログを書けというお達しが来たので、文章を書くのはめちゃくちゃ苦手ですが、頑張って書いていこうと思います。

小学生のころから中学、高校とサッカーを続けてきたのにもかかわらず、プレーのレベルは最下層、試合なんてほとんど出たこともない。それでもサッカーが好きなので大学生になってもまだサッカーを続けている。

しかし、わざわざ体育会系の部活に入らないでも、大学生なら社会人チームやサークルなど、他にもサッカーができる環境はあるし、自分の実力的にもそっちのほうがあっているのかもしれない。というか、はたから見たらそっちのほうがあっているに違いない。それなのにもかかわらず、なぜ早起きなんてしたこともない自分が平日、朝4時過ぎに起き、ほぼ始発でグラウンドに向かいサッカーをしているのか。いくつか理由はあるが一番は後悔をしたくないからだ。高校の頃は部員が180人以上おり、その中には名だたる強豪クラブから推薦で入ってきた人もいたため、試合に出ることなど全く意識しておらず、大学に行ったらサッカー部に入ろうとは考えてもいなかった。しかし、去年受験に落ちて浪人をし、まったくサッカーをしない生活が始まると、どこかものたりなさを感じるようになった。それと同時に、好きで高校生まで続けたサッカーで何もなしえていないことに対して何も感じていない自分が嫌になった。貴司くん(72期)がブログや最終戦のあとで言っていたように、この大学生という期間が本気でサッカーができる最後のチャンスだと思う。だからこそ、最後ぐらい全力で取り組んで、何かを残したい。そうしないと大人になった時、絶対に後悔する。自分が後悔しないためにサッカーが全力でできる場所、そうしなければならない場所はこの体育会サッカー部しかない。そう思ってこの部活に入らせてもらった。

そんなこんなでこの部活に入ることにしたのだが、ある組織に所属するときに自分が一番大切にしていることがある。それはその組織に貢献すること、その組織の役に立つことだ。それができなければそこに所属している意味がないと母親や高校の時の顧問の先生からさんざん言われてきた。練習の準備や片付けだけでなく、練習中に積極的に声を出して雰囲気を盛り上げるなど、貢献の仕方は一つではないにしろ、GKとして一番の貢献はすべての試合で相手に1点も取らせないことだ。

では今シーズン、自分は何かを成しえたのだろうか。この組織になにかしら貢献することができたのだろうか。いや、そんなことはないだろう。公式戦をフルで出たのは1試合だけ、その試合も後半の最後で失点してしまい敗戦、最終的にはそこに勝っていればというところでチャンピオンシップ出場を逃してしまった。

練習試合などでも自分のミスで数えきれないほど失点している。今のままではただチームに迷惑をかけているだけだ。来シーズンこそはと気合を入れなおして頑張っていきたいのだが、GK コーチがいないこのチームにはとても尊敬していた4年生の右京君が引退してしまったことでもう練習メニューを考えてくれていた人も、練習を見てアドバイスをくれていた人ももういない。今まで右京君がしてくれていたことすべてを自分たちがやる必要がある。だからこそ自分が後悔しないため、そしてチームに貢献するために、これからは今まで以上に主体的に考え、自分に厳しく行動していきたい。

つたない文章でしたが最後まで読んでくださりありがとうございます。最後に何かをなし得たいというあいまいな目標では自分に甘えてしまうかもしれないのでここに来シーズンの目標と最終目標を書いておこうと思います。

公式戦に7試合以上出場する
練習試合を含め、対外試合で10失点以下に抑える
TOPチームの公式戦に出てその試合に無失点で勝つ


今後とも横浜国立大学体育会サッカー部をよろしくお願いします。

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