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「最後の1週間」 4年 湯浅一暉

日頃よりお世話になっております。
理工学部4年の湯浅一暉です。

今日(9/30)、第21節の上智大学戦に勝利し、残りの大学サッカーは最終節までの1週間となりました。メンバーに入っていなくても、とても嬉しかったし、ピッチで戦っていた仲間が涙するところを見て、感極まるところがありました。1週間後にも、同じ景色を味わえるようにまた頑張っていきましょう。

ブログの内容についてですが、自分の大学サッカーについて中心に、今の思いを綴っていこうと思います。最後までお付き合いお願いいたします。

まず、簡単に今シーズンについて振り返る。

チームとしては、ここまでトップチームはリーグ戦22試合中21試合が終わり、12チーム中10位。サタデーリーグは予選リーグ全試合が終了し、2チームとも敗退。

また、個人としては、シーズン前に怪我をしてからトップチームでの出場なし。復帰後もサタデーBでスタメンで出れないこともあった。

こんなに試合に勝てないのは自分のサッカー人生で初である。しかも、ろくに試合にも出れないため貢献もできない。とても苦しいシーズンであった。

自分は、入部したころからトップチームで試合に出ることを目標に活動してきた。1年生の頃、当時の首脳にAチームの練習に参加させてもらったり、公式戦に帯同させていただいたりし(当時はコロナの影響でほぼ試合を生で見ることはできなかった)、自分もこの舞台に立ちたいと強く感じた。

それから今年が始まるまで、徐々にチームでの序列を上げていった。特に去年は、関東昇格を目指すチームの一員として1年間のうちの多くを過ごし、自分の中である程度の自信を得ることができた。

「今年こそは」、と臨んだ今シーズン、蓋を開けてみればここまでリーグ戦出場時間0分。本当に何をやっているんだろうと思う。

8月末には、ちょうどBチームでも試合に出れない時期を過ごしていた。本当にこのまま終わってしまうのかとも思っていた。だが、9月に入ってからは、徐々にコンディションが戻ってきて、サタデー最終節の立教大学戦で復帰後初めてフル出場することができた(最後には脚が攣ってしまったが…)。

響(4年鈴木響)がブログでも書いてくれたように、この試合は負けてしまったが、「横国サッカー」を体現することができた試合だったと感じている。

今までの自分だったら、こういった試合に入っていけなかったり、相手に押されて力を出し切れなかったと思う。前年までは、沖くん(71期主将)や啓介(72期副主将)に指摘されていたところである。この試合は自分の成長を感じることができたし、強豪2種チーム出身の選手たちとバチバチにやりあえて楽しかった。それと同時に自分が決めてればと思うとすごい悔しかった。

つい今日の上智大学戦も似たような試合だったと思う。もちろん我々のBチームと立教大学ほどの力量差はなかったが、前期に敗戦した相手であり、一筋縄でいく相手ではない。ホームで徐々に相手を飲み込んでいき、後半に2点先制。最後は全員で声を出して逃げ切ることができた。

すごい感情がこもったいいゲームだったし、来週も同じ気持ちを味わいたい。その中で自分がピッチに立っていることができれば自分にとってこの上ない。

来週の戦いは今後の横国サッカー部に繋がるものなので、試合に出るとか関係なく、全員がそれぞれの立場で、1週間最高の準備をしよう。

横浜国立大学サッカー部 4年 湯浅一暉


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