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「宿命主義」を、自分の中から追い出す

少し前の、朝日新聞の「ひと」の欄に、自分としては凄くインパクトの
ある記事が、掲載されていたので紹介します。(本文を要約し、引用しています)

登場人物は、ウサインボルト選手に学んだ走りの学校校長の和田賢一さんです。
この人は、もともとはビーチフラッグスの選手でしたが、大会ではトップに
なれなかった過去を持っています。

速く走りたいとの思いから、ウサインボルト選手がいたジャマイカの
クラブの練習参加を認めてもらい、ウサインボルトの後を走って、3ヶ月ののちに、ようやく自分との違い見つけ、3ヶ月後ついに100メートルの記録を
1秒も短縮したそうです。
(100mを10秒で走れるとしたら、単純計算では10mも差が出ます)

帰国後、大学ラグビー部で学んだ技術をもとに指導すると、なんと選手の
10メートル走の平均タイムが0秒15縮まったと言う画期的な結果を生み出し、学校を作ることにしました。
(0秒15はラグビーボール一個分だそうです)

和田さん曰く、人生で「最初に『どうせ無理』と思うのが速く走ること。
足の速さは才能じゃない。正しく学べば誰でもなんだってできる」
と結んでいます。

ここが私の言いたい、『宿命主義』の考え方です。
・「どうせ自分にはできない」
・「自分は頭が悪いから無理だ」、
・「お金がないから無理だ」という、はなから自分を否定して、
最初から無理だと決めつけ、なにも行動を起こさない。

これが私の言いたい、『宿命主義』の考え方です。

こういう考え方からは、何も生み出せませんし、結果も出ませんし、
最終的には「幸せになれません」。
できない理由をいくら並べても、何の意味もありませんし、
なんの進歩もありません。

「やってみなければ、何も始まらないということを」自ら肯定して
考えるべきです。

サントリーの創業者の言葉、「やってみなはれ」を思い出します。
何事も、「やってみてから」後悔する。やらない後悔が一番みっともない。

「宿命主義」を、自分の中から追い出す。
ここから、進歩は始まります。


私はそう考えます。

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