CL グループC マンチェスターシティvsアタランタ レポート

10/22(火) 28:00 キックオフ エティハド・スタジアム

初めてのアタランタ観戦
なんかこの試合おもしろいぞって聞いたので見てみました。
前情報ほぼ無し。

憎きシティは前情報無くてもなんとなくわかるけどね。

アタランタは初めてのCLでここまで勝ち点無しと厳しいスタート。
折り返しに向けて勝ち点1でも確保したいところか。

打って変わってシティは余裕綽々の2勝で勝ち点6
あんま焦ってなさそうなのがとりあえず腹立つ。
(筆者はリバポファンのためシティが憎くてしょうがないです。もちろんリスペクトの上で。)

スタメン

SofaScoreではシティが4-2-3-1になっているが、ギュンドアンアンカーの4-3-3に見えた。
アタランタは3-4-1-2
がっつりシティに噛み合わせてきましたね。

戦評

まぁいつも通りっちゃいつも通りのシティ。
この日もしっかりボールを保持してました。
それに対してアタランタ。
なんとびっくりマンツーマン気味ですよ。
そりゃみんな注目するよね。

アタランタのマンツーマン気味のディフェンスに対してすごくやりづらそうなビルドアップをするシティ。
だいたいボール循環させる目となるアンカーにはアタランタのマリノフスキーがピッタリと付いていた。

(Twitterで少し話題なってたけどマリノフスキーってマリノス好きーに聞こえるよね。)

序盤はビルドアップ時、ニセCB気味にロドリを1列上げる。
確認できてないけどフロイラーがロドリ見てたのかな？
途中で普通にCBに戻します

ゴリゴリにマンツーマンするなぁ
これアタランタ体力持つのか？？って印象。

そんな中先制はまさかのアタランタ。
カウンターで左に開いてボールを受けたイリチッチ。
そのまま中にフェイントをかけて持ち込むと、フェルナンジーニョが思わず足をかけ、PK。
これをマリノフスキーが決めます。

それでも特に焦った様子の無いシティ。腹が立ちますね。

34分にスターリングのカットインからインスイングのクロスにピンポイントで合わせたアグエロ。
38分にスターリングのカットイン脚を出したマシエッロ。ファールを取られPK。アグエロがしっかりと沈めます。
あっという間に逆転。

こういう試合って前半のうちに点返せなくて難しい試合になることが多い印象なのに、そうさせないシティはやっぱ強い。

後半のスタートからムリエルとパシャリッチを投入し、反撃を計るアタランタ。
それとは裏腹に爆発するスターリング。
後半立て続けに3点決め、終わってみたら5-1
シティの圧勝ですね。

気になったシーン

個人的に1番良かった思うのがシティの4点目。
ギュンドアンが顔を上げた瞬間に縦のパスコースで待ち受けるアグエロと裏腹に、裏のスペースにダッシュするスターリング。
試合通してアタランタのマンツーマンよりの守備の弱点である、「マーカーへの食いつき」を活用してると感じた。
マンツーなので最終ラインの選手がマーカーに食いつくと必然的に裏が空く。
そうすると最終ラインのズレが出てくるのでそこのギャップを狙う算段。
スターリングのスピードがあればもう言うことないよね。

あと5点目のマフレズのナイトパスはすごい精度
1点目のスターリングも良かったけど。
ああいうクロスで精度高いとほんとDFはやりづらいですよ。(経験者談)

昨シーズンあんまりマフレズがフィットしてなくて、ちょっと喜んでたのに。今シーズン地味に良い活躍するじゃん。くそっ。

アタランタ側では61分のイリチッチのランニングが良かったと思いました。
CB-SBのいわゆるチャンネルランが2回効いたシーンです。
(見直そうと思ってたらフルの配信終わってた。)
記憶の中で書きますが、イリチッチがチャンネルランすることによってCBとSBがそこに意識が向く。
そのためバイタルで持ってたマリノフスキーに少し時間ができる。
少し遅れてシティの選手がプレスに行ったところ、チャンネルランで外に逃げたイリチッチに預けることによって、イリチッチのカットインシュート。
決まったらかっこよかったなぁ。

総評

シティ強い。
スターリング爆発しすぎ。
アタランタおもしろい。

以上です。嘘です。

シティに移籍したスターリングの動き出しとかが良くなったとかはもう有名な話ですが、そこに決定力が合わさってあのスピード。
うちのマネと張り合えそうじゃないか。

去年はベルナウドシルバが爆発的にブレイクしてましたが、今年はスターリングが本領発揮しそう。

アタランタはやってることが結構おもしろいのでもう少し追いかけてみようかなぁ、なんて思ってます。
幸運にもミッドウィークでナポリ戦だし。

戸田さん解説してるとそれで事足りる感あるよね。

試合結果

マンチェスターシティ 5-1 アタランタ

【得点者】

アタランタ: 28'(PK) マリノフスキー
マンチェスターシティ: 34' 38'(PK) アグエロ,58' 64' 69' スターリング

主審:オレル・グリーンフィールド

蛇足

ロドリが負傷交代。
ハムストリングだっけか。
5~6週間の怪我か？
リヴァプールもマティプが負傷し、こちらも5~6週間の離脱
互いに直接対決には間に合わなそう。