小玉スイカ露地栽培

こだまスイカを露地栽培する場合の処理方法について記載

苗作り

接ぎ木で苗を作る。素人にはとてもむずかしい。慣れれば成功確率は高まる。
土台にカンピョウかカボチャを使うことで、病気のリスクを軽減する。
初年度の私の成果は8+7株作成し、生存したのは後半組の4株。
詳細な手順は自分で調べよう。
台木のカンピョウの方が大きくないと駄目なので、一週間ぐらい早めに撒いておく必要がある。
苗作り開始時期が収穫具合を左右するので、スイカ栽培はスケジュール管理だと言っても過言ではない。

用意するもの

    • スイカ

    • カンピョウ

  • 道具

    • KAI印のカミソリ: 長柄ゴールドアルファ 10本入

      • 絶対これ。これ以外はありえない。

    • 治具

      • 竹の割り箸をナイフで削って作る

    • セルトレイ

    • ポット

    • 培養土

    • ジップロック

    • キッチンペーパー

    • 電気アンカ(温度調整できるもの)

    • 温度計

    • 布テープかバンドエイド

      • スイカの茎をカミソリで切る時に、指に触れるまで切るので防御用に巻く。


畝の作成

全体をしっかりと耕す。妥協をするな。
肥料が多すぎるのも良くないため、20平米に対して牛糞1袋ぐらいで良い。
使う面積全体で畝を立てる。そんなに高い畝でなくても良い。
全面にマルチを貼る。
広い場合は、通路となる場所に歩数分のレンガをところどころに置くと良い。

定植

植える。1m間隔。
序盤はネットをかけて、ウリハムシで弱らないようにする。

生育中の作業

マルチを敷けたら、全体に稲わらをぶちまけておく。

病気

苗がある程度の大きさになってくると、病気が発生する。
接ぎ木により、つる割れ病は防げているはずだが、つる枯病は発生するので、雨天が続きそうな場合事前にダコニール1000を撒いておく。
実がまだ大きくなってないうちなら特に問題ないので、しっかり撒こう。

アブラムシ

ネットを取るとアブラムシが来たりする。カダンセーフを普段からかけて来るのを防ごう。
葉を見て、変な模様が出始めていたら裏を見て、アブラムシがいたらまともな殺虫剤をかける。何度もやるのは農薬的に良くないので、虫のいる部分を完璧に探しきって、中途半端にやらず一度で殺しきろう。

誘引

座布団

玉のサイズが野球ボールぐらいになったらプラスチックかスチロールの座布団を敷いてやろう。
座布団は実が水に浸かって悪くなったり、ナメクジの接近を防ぐ効果がある。

玉回し

玉が地面(座布団)と接している部分に色づかないため、ソフトボールぐらいになったら30度ぐらい回してやる。一気に回さず、週1ぐらいでこまめに回す。

収穫

収穫基準

受粉日からの日数
これは種屋のHPに書いてあるから見ろ。夏場はちょっと短くなったりする。
積算温度
目安がネットに載ってるので使え。イエローbonbonは750度ぐらいで収穫すれば良いらしい。
ケツの穴
ケツの穴が直径1cm以上ぐらいで、周囲が玉に対して凹んできたら良いサイン
叩いた時の音
低い音がすればOK。音はそもそも玉の大きさによっても変わるので、あまり当てにしない。
皮の張り

皮がいい感じに張っててつやがあること。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?