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【カンボジア旅行記】コンポントムにある小さな村でホームステイをした話。

おはようございます、nakaです。

4年前に訪れたカンボジア旅行記です。

4年前の自分がnoteの下書きに残していたものをなるべくそのままにしたので、今までの記事とは少し毛色が違いますが、そんな記事もたまには良しとしましょう。

カンボジアではとあるプログラムに参加しておりましたが、プログラムの内容は少し説明が難しいため、その中でもホームステイという観点だけを切り出しております。


はじめに

今から約4年前の大学2年生。私は年末年始をカンボジアで過ごした。更には、日本人に比較的馴染みがあるプノンペンでもシェムリアップでもなく、日本人にはほぼ馴染みのないだろうコンポントムという街で約1週間ホームステイをした。

どうして年末年始をカンボジアで過ごしたのか

napura-works(https://napuraworks.com/)という、コンポントムのサンボー・プレイ・クック遺跡周辺で旅行会社を営んでいる、マイマイさんがスタディーツアーのようなそうじゃないようなプログラムをされると耳にした。

どうやら実際の家庭にお邪魔させていただきホームステイをさせていただけるらしい。折角なら年末年始を海外で過ごしてみたいという軽い気持ちで参加することにした。

コンポントムってどこにあるのか

コンポントムってどこにあるのでしょうか。一言で簡単に説明するとしたら、シェムリアップとプノンペンの真ん中あたり。もう少し具体的に説明するとしたら、シェムリアップから車で3時間くらい。

コンポントムの市街地にはビルやホテルが建っているらしいが、私が過ごした小さな村にはそのようなものはなく、豊かな自然と小さな集落があるようなところだった。

小さな村でホームステイをしてみた

ホームステイでは日本と違うことがほとんどだった。だからこそ、なにもかもが印象的だった。

高床式住居のようなお家と庭。番犬の大きな犬が寝ている。飼っている鶏が卵を産んでいる。午後になると仕事が終わったのだろうか。気持ちよさそうにお父さんがハンモックで寝ている。そして日が暮れてくると、夕飯の匂いが香り始める。

そんな小さな村での暮らしは快適ではない。シャワーはないから水瓶に貯めた水を浴びるしかない。エアコンはないからひたすらに暑い。洗濯機なんてもちろんないから、初めて洗濯板で服を洗った。まるでテレビで見た昭和初期の生活のようだ。

そんな生活を続けてふと思う。

ああ。時間の流れがなんてゆっくりなんだ。

日本では大学とアルバイトと飲み会と旅行をまるでパズルかのうようにスケジュールを組んでいた自分にとって、そこで過ごす時間は日本の何倍も何十倍もゆっくりに感じた。他の参加者とあれこれ話したり、木に寄り添いながら何となく考え事をしてみたり、ゆっくり過ぎる時間をゆっくり過ごしていた。

散策してみた。
2020年の初日の出。

4年前を振り返ってみた

あれから4年が経ち、社会人として働くようになり、更にせわしない毎日が続く。そんな時にふとそういえば4年前にカンボジアで年越ししたことを思い出した。何の脈絡もなく思い出したけれど、折角だから振り返ってみようと思う。

あの経験が直接的に自分にどう影響しているのかはわからないけれど、、世界は自分が思っている以上に広いということが実感できた。文字にすると当たり前のことだけれど、どうしても自分が見ている世界が全てと認識してしまいがちだけれど、そうじゃない世界も広がっていると信じられるようになった気がする。だからこそ、色々な物事の見方、考え方が出来るようになったと思う。その反面、なんでも受け入れ態勢がつきすぎて、なにごとにも動じない人と言われるようにもなった。

まとめ

だらだらとまとまったのかまとまってないのかわからない話を書き続けてしまったけれど、正解の枠にとらわれすぎず、もっと自分が思うように生きていったらいいんじゃないってことをカンボジアが教えてくれた気がする。

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