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【トルコ旅行記】パムッカレで日本円が両替できず途方に暮れた話。

おはようございます、nakaです。

トルコ旅行記、パムッカレ編です。


はじめに

この旅行記は、今から約3年半前、2019年7月にトルコを旅行した時のお話です。その頃大学2年生であった私は、人生の中で最も自由に時間を使えるのは大学生時代しかないと自覚しており、そうだとすれば1ヶ国でも多くの国をこの目で見たいと考えていました。

その中で旅行先にトルコを選んだのは、何となく日本から遠くて何となく未知な国だったからです。実際、その当時、トルコといえばトルコアイス、以上。マジカルバナナであれば一瞬で敗北してしまうような印象しかありませんでした。

実際にトルコを訪れてみると、イスタンブールはアジアとヨーロッパの文化をまさに融合させたような街並みが広がっており、カッパドキアは気づいたら1時間は経過してしまいそうな地形が広がっており、パムッカレはサングラスをも貫通しそうなくらい太陽光を反射させる石灰が広がっておりました。

自分がトルコを旅行した思い出となるようこの記事を書いております。もし、これからトルコを旅行される方がいらっしゃいましたら、少しでもご参考になれば幸いです。

今回の旅行概要
日時  :2019/06/30-2019/07/08
航空会社:アシアナ航空
目的地 :トルコ(イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、エフェス、イズミル)

夜行バスに乗ってパムッカレへ向かう

カッパドキアからパムッカレは夜行バスで移動しました。20時に出発し翌5時に到着したので、所要時間は約8時間、東京と大阪間と同じくらいです。

海外で夜行バスに乗るのは初めてだったので、楽しみ半分不安半分という気持ちでした。ですが、各席にモニターとコンセントがあり、サービスエリアにもトイレ休憩で数回立ち寄り、おまけにまるで飛行機内のようにドリンクも配ってくれましたので、特に不満はありませんでした。

パムッカでパラグライダーをしてみた

みなさんは、パムッカレと聞いたら、何を想像しますでしょうか。あまり日本では有名ではないので、何も想像しないよと言う方もいらっしゃるかもしれません。気を取り直して、パムッカレといえば石灰棚に湧き出た水がエメラルドグリーン色に見えるあの景色です。

日本でパムッカレの下調べをしている時、パラグライダーで石灰棚を空から眺められるアクティビティを見つけました。今となっては海外でそんなアクティビティは危険だなと思うのですが、当時の私はそんなことを思いすらもせず飛びついて即申し込んでいました。

到着からアクティビティまで2時間くらいあり、夜行バス会社の方が朝ごはんを食わせてやるとのことで、その方の原付の後ろにまたがりレストランに向かいました。一般的なトルコの朝ごはんメニューでしたが、そこで食べた蜂蜜がめちゃめちゃ美味しかったです。

紅茶を飲んだり横になったりで時間を潰していると、アクティビティの時間になり、バンにに乗せられ丘の上に連行されました。綺麗な景色だなと呑気に眺めている間に、インストラクターの方が爆速で準備をして、気づいたら「Are you leady?」「Let‘s go!」と言われて、有無も言わさず飛ばされていました。

流石にこれは海外クオリティ過ぎると思い怖かったですが、いざ跳んでしまうと、石灰棚が目に飛び込んできてめちゃめちゃ綺麗ですし、空を飛んでる感覚が最高に気持ち良かったです。Goproで写真や動画を撮ってもらいなが約10分の空の旅を味わいました。無事に着地できて良かったです。

日本円が両替できず途方に暮れた

Goproで撮影してもらったデータは有料で4000円でした。(インストラクターの方はこのデータ代が給料になるとのことでした。)財布には2000円分のトルコリラしかない上に、クレジットカードの支払いは断られてしまいました。

そのため、それでもデータが欲しかった私は、キャッシングをしようとATMに連れていってもらい、スマホで「トルコ ATM キャッシング」と検索しながら操作を進めます。すると、「Error.」の表示とともに私のクレジットカードはATMに吸い込まれてしまいました。

そうなれば日本円からトルコリラへ両替するしかありませんので、パムッカレの両替所を全て回りましたが、どこの両替所も日本円の両替は断られてしまいました。いよいよ、これは、不味い状況になりました。

データをあきらめるだけなら良いのですが、2000円分のトルコリラしかない、そしてクレジットカードもない、さらには日本円からトルコリラへ両替できないということは、次の都市へ移動する電車とバスのチケット代すら支払うことができないということになります。

・・・

終わった。

・・・

イスタンブール空港で全て両替すればよかったと後悔しますが時すでに遅し。どうしたらよいかわからず途方に暮れていると、インストラクターの方が、「隣町に銀行ならいけるかも。」とのこと。その隣町の銀行までも連れて行ってくれ、無事両替することができました。無事データ代もお支払いし今後の旅資金も手にしお別れします。この時は本当にありがとうございました。

(おまけ)石灰棚へ行ってみた

そんなこんなでプチハプニングを乗り越え、遂に空から見た石灰棚へ向かいます。パムッカレの街は小さいので徒歩で向かいました。入口で入場料を支払い、裸足になって、石灰棚の上を歩きます。一面に真っ白な光景が広がり、太陽光が反射してとにかく眩しかったです。

訪れた時期がよくなかったのか、想像よりも水位は低かったです。実際に水の中に足を入れてみると、思っていたより暖かくて心地よかったです。小さい子供たちは水遊びを楽しんでいて微笑ましく思いました。

水位が低い時期でした。春のスキー場のような雰囲気。
The パムッカレという景色が見れました。

まとめ

私にとってのパムッカレのイメージは、日本円が両替できない街となってしまいましたが、パムッカレは本当に神秘的で美しい小さな街です。もしトルコに行かれた際は、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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