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在庫一掃セール(2022年3月13日の日記)

弟の進学と引っ越しに向けて着々と準備が進んでいるのだが、その中で問題となるのが今まで使っていた教科書、参考書、問題集etc.の処遇をどうするかである。僕や妹は大学進学後もそのまま実家に居座っているので適当に後回しにして追々片付けていけば良いのだが、弟に関しては家を出る以上そのままにはしておけないのでこの際一斉に処分しなくてはいけない。

まあ、縛って資源ごみの日に出しておけば良いだけの話なのだが、それではもったいないと感じたのだろう。高校1年生と2年生の従兄弟に押し付け譲ってあげることとなった。

彼はかなりの努力家なので使った教材の数もかなりのものだ。それを家の片隅に作ったスペースに(ニュースに出てくる警察の押収品のように)綺麗に並べて、その写真を従兄弟たちに送って交渉を始めるという流れなのだが、その前に使えるものと使えないものを仕分けて、使えないものはあらかじめ弾いておかねばならない。

この作業を手伝わされたのだが、まあまあ面倒だ。一個一個パラパラと開いて中身を確認し、問題集や参考書の演習問題などに答えが書き込まれたりしていないかどうか確かめる。しかも一部だけ見て判断するのは危険だ。中には少々飽きっぽい妹が使っていたものも混ざっているので、同じ冊子でもページによって書き込みがあったりなかったりするものもあるので油断ができない。

これらの仕分け作業と写真撮影を済ませたのちも、こういった交渉ごとに不慣れな弟のサポートをせねばならなかった。なにしろ、僕が止めていなければ何の前触れも説明もなく大量の教材の写真を送りつけるところだったのだから。

今日はこんな感じでこき使われたわけだが、その報酬として空いた本棚のスペースをいただけることとなった。

というわけで、空いたスペースにハイ・リパブリックシリーズの本を分けて置いておくことにした。今はまだスカスカだが、そのうちこのスペースもパンパンになるだろう。

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