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まさかパソコンが起動するだけで感動する日が来るとはね(2022年1月20日の日記)

今日は久しぶりに研究が一気に進展した日だった。今までは割とオールドファッションな、学部時代にもやったような方法で集めたデータを解釈していたのだが、それと並行して仕込んでいた自分にとって新しい手法でのデータが今日上がったので、その分析のやり方のレクチャーを改めて受け、ひたすらにパソコンと向き合って作業したり、第二弾のデータの仕込みをしたりしていた。この分析が終われば今のモデルの信用度は爆裂に高くなるに違いない。

それに加え、ずっと調子が悪かった研究用パソコンの予備が届いたらしい。今のパソコンもギリギリ使えはしてたけど、正直いつぶっ壊れてもおかしくない状態だったから、これで一安心だ。

今の研究室に入ってまだ1年も経ってないのに、研究室から支給されたパソコンが2台おかしくなってしまった。流石にこのペースは早すぎる。一応言い訳しとくけど、別に変な使い方したわけじゃないからね。

最初の1台は4月から使い始めて12月に入るくらいまで全く問題なく使えていたのに、ある日急に電源が入らなくなった。調べてみたらバッテリーの不調である可能性が高そうだということはわかったのだが、バッテリーの取り外しができないタイプだったので手も足も出せず、このパソコンは諦めるしかないという結論に達した。

幸いにも中のデータは全てOne Driveに自動アップロードされる設定になっており、代わりの(研究所のセキュリティ上問題ない) パソコンさえ有れば万事解決なので、教授に頼んで余っていたパソコンをもらったのだが、これはこれでハズレのパソコンだった。電源を入れてもWindowsが一発で起動せず、ほぼ必ずエラーメッセージが出てくるので、何度も何度も電源を入れては切ってを繰り返して運よく起動できるタイミングを待たなくてはいけない。調べたところ、こっちはシステムディスクの認識が上手くいってないらしい。

Googleの検索窓にこのエラーメッセージを書き写し、出てきた対処法を片っ端から試してみたがどうにもならなかった。すなわちこれはハードディスクの物理的損傷に違いない。というわけでこのパソコンも諦めるしかないという結論に至った。

とはいえ全く使えないわけではないし、他に代わりもないのでしばらくこのパソコンを使い続けていたのだが、使っていてイライラすることこの上ない。一発では電源が入れられないので毎朝何度も何度も繰り返し電源ボタンを押して起動させなくてはいけないし、スリープモードをしばらく続けているとエラーを吐いて再起動するので、少しでも席を外す必要が生まれるたびに全てのウィンドウのデータが最新の状態で保存されているか確かめなくてはいけない。そしてその再起動も一発で上手くいくとは限らない。とてもじゃないが買って1年未満のパソコンとは思えない代物だ。

その地獄からようやく解放される。セキュリティ関係の手続きとかあるからまだしばらく家に持ち帰ることはできないみたいだが、それもそう長くはないだろう。良かった!本当に良かった!

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