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【体験談】「くらしのマーケット」を使って引越し料金を30%削減してみた

先日URを契約し、次に引越しをどうするかというフェーズに入りました。

※以前紹介したUR特集はこちら↓

今回は引越し業者を使う前提でどこまで費用を削減できるか検証してみました。

過去に利用した引越し業者

私はこれまで転勤や転職で4回引越しをしてきました。

いずれも業者を利用しており、

・人力引越社 3回

・アート引越しセンター 1回

にそれぞれお世話になりました。

アートはともかく、人力引越社はあまり耳にされないかもしれませんが、一括見積もりサイトでは比較的目にすることが多い中堅引越し業者です。

飛行機に乗る人だとイメージしやすいかもしれませんが、ANAやJALが大手とすると、スカイマークやAIRDOといった中堅どころのような位置づけです。

金額は大手未満でサービスは総じて悪くない印象でした。

人力さんに3回お願いして物を壊されるなといった不快な思いをしたことはありません。

むしろ、営業の方には金額面でめちゃくちゃ頑張っていただいたこともあり、今後も人力さんにお願いしようと思っていました。

が、今回はそろそろ引越しも慣れてきたし、もう少し金額面でチャレンジできるところで試してみようということで、くらしのマーケットを利用してみました。


見積を取った業者

今回は引越し侍経由で以下の3社に見積もりを取りました。

・興進引越センター
・人力引越社
・LIVE引越サービス


余談ですが、引越し侍で見積もり依頼する際、メールでの返答を希望する旨にチェックを入れても、平気で電話してくる業者がいるため、その点だけお気をつけください。(何も見てないんでしょうね・・・。)

そして、引越の条件は以下の通り。

■荷物
・ダンボール50箱
・TV3つ
・机3つ
・スチールラック3つ
・ドラム式洗濯機
・冷蔵庫
・電子レンジ等

■引越し元、引越先
共に23区内

■引越し日
5月上旬の土曜日
→本当は平日にしたかったのですが、有給が取れずやむを得ず土曜にしました。


そして、引越し侍で見積り依頼をしてから、数時間後、ZOOMで人力さんと打ち合わせを実施。ここではスマホのアウトカメラを使って自宅の中をぐるぐる回りながら荷物の状況を共有します。

今までなら電話かメールで自己申告するか、業者が直接下見に来るかしかなかったのに、この辺はだいぶ進化してますねー。

実物を見せることによって、申告漏れによる引越料金の追加請求や、過少申告による積み残しといったトラブルもだいぶ減るのではないでしょうか?

そして、打ち合わせ終了から数時間後、人力さんから正式見積もりの金額が提示されました。

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まぁ土曜日だししょうがないかといった具合ですね。
しかし、ここで終わりません。

・同じくLIVE引越センターが6万台で提示していること
・過去の利用実績を加味してほしいこと

これらを電話でお伝えした結果、

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ここまで下がりました。私も営業やっていたので分かるのですが、最初から損益分岐点ギリギリのラインで見積出すことは、まずないです笑

ある程度バッファを持たせて、数%は自己裁量で、10%以上は課長決裁、15%以上は部長決裁が必須になるといったフローがあるのが一般的です。

なので、1回目の見積で首を縦に振るのはやめましょう。
私はあまり交渉事が好きではないですが、相見積もりを取るだけで1割〜割り程度は差が出ます。

その差額を入居費用に充てるとか、新しい家具を買う際の足しにするなどしていくと、結構馬鹿にならない金額差になるので、価格交渉は強くおすすめします。

人力引越社で確定!と思いきや・・・

過去の実体験と口コミの質量を考えると、多少人力一択だと思っていました。
もう少し粘ればさらに交渉の余地はあったかもしれませんが、これ以上は面倒だったので、人力さんにお願いするつもりでいました。

しかし、以下の記事を見て「くらしのマーケットも見てみたい!」という衝動に駆られてしまいました。

〜格安引越しを料金と口コミで比較!- くらしのマーケット〜

そして、必要事項を記入して業者の絞り込みをしてみると、結構候補がありました。
金額重視であるため作業員が1人だったり、積載する車が小さかったりといった理由でドラム式洗濯機NGの場合があるので、その点は注意したほうが良いと思います。

ざっと見た感じ、単身の引越を想定したサービスが多いかなという印象でした。もちろん、家族向けも皆無ではなく、作業員2〜3名でかつ、2トントラックを持ってきてくれ業者もあります。

その中で今回相談したのがバッファロー引越サービスさん。
初めて聞きました。

人力さんとのやり取りで荷物のリスト化は出来ていたため、それをコピペしてメッセージにて相談してみました。

そして、搬入経路や複雑な組み立て分解を要する家具の有無などを細かくヒアリング頂き、出てきた見積額はこちら↓

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ほぼ個人事業主に近い形でやっているからこその金額ですね。
人力でこんな額は出せないでしょう。

ただし、注意点が1つあり、こちらの金額にダンボール代は含まれていません。
そのため、自前で用意する必要があります。
そしてこのダンボールが結構高いんですよね・・・。

1枚300円位はザラにします。それが50枚となるとせっかく引越代が安くても相殺されてしまった感が否めないですよね。

かといって、近くのスーパーや薬局を回って不揃いなダンボールを何十枚もかき集めるのはちょっと気がひける・・・。

そこで、今回はダンボールワンさんの広告入りダンボール40枚セットを別途購入することにしました。こちら込でも総額4万弱のため、やはり人力より安いのは間違いないです。

そして、トラックは2トンショート1台のみの積み切りプランというものを選びました。当初は2トンショート2台での提案を頂いており、ダンボール代を加えると、大差ないという残念な状況でした。

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そのため、代替案がないか相談した所、こちらのプランを提案いただきました。

最低、大型家具さえ全部積んでもらえれば、残りのダンボールは別途赤帽などに頼むという手もあると思ったため、こちらのプランで確定しました。

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業者側としては、できれば確実に乗り切るキャパシティを確保して臨みたかったのだと思います。
ただ、今回は23区内の引越で、契約解除まで時間があるため、荷物が積みきれないというリスクを受容できる状態でした。

そのため、「積みきれなくても私の自己責任」ということで、依頼した次第です。

バッファロー引越しサービスさんの良いところ

「個人業者ってなんか対応悪そう。値段相応でしょ?」と漠然と思ってました。

しかし見積もり依頼をするまでの段階で良かったポイントが複数ありました。

①レスポンスがめちゃくちゃ早い
びっくりするぐらい早いです笑
22時ぐらいに最初の問合せをして、1時間以内には返信が来てました。

24時間営業をしているようで、夜間はもちろん、日中であればだいたい15分〜30分以内で返信が来てました。

一方の人力さんは営業時間が9−17時となっており、総合受付は21時までのようですが、営業担当の方が17時で帰ってしまうらしく、18時頃電話したときには担当営業の方が失礼されてました。

そのため、その場に居合わせた別の営業の方に対応してもらったのですが、「仕方なく対応してやってるんだよ」感がどことなく出てきて、印象悪かったです。この辺はガチャですね。

②細かいところまでヒアリングしてもらえる
受け止め方次第かもしれませんが、この点は親切だと思いました。
事前のヒアリングを徹底することによって、依頼者と業者の認識齟齬をなくして追加料金を発生防止につなげているのだと解釈しました。

・搬入経路で段差がないか?
・IKEAや油圧式ベッドといった分解組み立てが困難な家具はないか?

といったところまで事前確認して頂きました。

③家具の分解組み立ては原則やってくれる!

これは驚きました。スチールラックが3つあり、組み立てるのに相当な時間を要したため、「これ分解して再度組み立てするのは面倒だな・・・」と思っていました。

しかし、上記に挙げた分解組み立てが困難なものでなければ、追加料金無しで作業員の方に対応してもらえます。
中堅以上の業者だったら間違いなくオプションサービスですね。

これは本当に凄いサービスだと思いました。

また、IKEAのような分解組み立てが困難な家具でも、オプション料金を支払えば対応してもらえるようです。
引越が多いとIKEA系の家具はちょっと大変ですね・・・。

引越が完了したら追記しようと思います。

以上が私の引越し業者選定にまつわる体験談でした。

受容できるリスクをハッキリさせて、自分に必要なサービスだけをピックアップすることで、支出を抑えることができたので、いい経験になりました。



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