ブルーピリオド
わたしが美大に通ってることをある社会人親友に話したら「ゼッタイにオススメっ!」とモーレツプッシュするので、Yahoo!ショッピングの「5のつく日」に大人買い(現在全4巻)。
成績優秀、世渡り上手のリア充男子高校生が、ひょんなことから絵を描く喜びに目覚めて藝大(東京藝大)を目指して青春を燃やす「スポ根美大受験物語(第1巻 裏表紙より)」。
各界でも話題の作品のようです。
・みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018 ネクストブレイク部門 大賞
・第2回マンガ新聞大賞 第3位
・このマンガがすごい!2019 オトコ編 第4位
読みはじめると、もう止まりません…一気に4巻まで。
そして、読んでると、無性に絵が描きたくなるー!!
通学の学部生は、こんな美大受験予備校に通って入学試験に臨むのか、と…
主人公が目指してるのは「油絵学科」とはいえ、入学試験をくぐり抜けてきた通学の学部生はやっぱり絵の上手い人が集まっているんだろうなぁ、と。
そういう意味では社会人の多い通信過程は、入学試験もないし、一種の生涯学習といった意味合いもあるから課題も「ゆるい」のかもしれない。実際、入学してから基礎科目としてデッサンを学んでますからね…
まぁ、たとえゆるかったとしても、いまのムサビ通信はわたしにはベストな環境なのでそれはそれで良いわけですが。通学の現役学部生と真正面から張り合ってもしょうがないですもんね。
でも、この主人公の気持ち、感覚、わかる気がする。
「見る」以上に「知れて」
「描く」以上に「わかる」んだよ
(ブルーピリオド 第2巻)
かっこいいもんは世界に無限にある
俺がそれに気づけなかっただけなんだ
(ブルーピリオド 第3巻)
これまで見えてなかったものが見えてくる感覚。
この一年ムサビ通信に通っただけでも実感する。
そういう目をもっともっと持てるようになるのかな、と。
これからが楽しみです。
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