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あたりまえが愛おしい

語弊を恐れずにいうと、コロナ肺炎がここまで長引くとは思っていなかった。長期戦になるのは覚悟した方が良さそうだ。

1. コロナ肺炎と私の近況

私が心配性なのと、パートナーの仕事柄、1月下旬頃からなんとなく自粛ムードに入っていた私ですが、それでも私がみる世の中は思っている以上に「ふつう」に回っていた。

アメリカ本社から出張にも来ていて、本当に大丈夫なの?と疑っていた私を「何いってんの、大丈夫だよ〜若者はかかっても軽症だし」と軽くあしらっていた同僚も今頃は冷や汗をかいていたりして。

2月も半ばになると、私たちが感染源となり得るから実家に帰省したりするのが怖くなった。私自身は特別な日以外の外食や集まりを延期するようになった。

3月に入ると、欧米に友人や同僚がいるので彼らの状況を聞いているうちに都内に通勤するのも怖くなる。

そこでやっと日本政府は動いたー公立学校の閉鎖。

この政策は急すぎて混乱を多く招いたし、大きな意味があったかはわからないけど、国民の意識を変えることになったとは思う。

私の職場は調整に追われたけど、なんとかなっている。

そもそも私の職場は危機管理が甘いのかKYなのか、この時期に引っ越しを決めてんやわんやだし、もちろん引っ越しの準備が在宅でできるわけもなく、週の半分以上は都心に通い、毎日残業続きでヘトヘト。

先般、都知事から外出自粛の要請があり気がつくとニュース見てもツイッター見ても、コロナ肺炎の話で持ちきりになってるし。

noteの他に始めようと思っていた引っ越し作業中のブログも、テンションが付いて行かずに断念している。

まさか数ヶ月でこんな風になるとは思ってなかったから。もっと早めに片付けておけばよかった。

でもこのコロナ肺炎で気付かされたことはたくさんあった。

2. 引きこもり生活の中で気づいたこと

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なぜ書くのか ー 読者に既存の価値観だけにとらわれない新しい価値観に気づき、好きな景色を描いて欲しいから。

そう思っていたけど、書くことをツールにして、人と会って元気をもらっているのは、全く私の方だったということ。

古い友人に会いたい ー お仕事とかの損益関係なくただ、だらだらと話して温泉にでも入って、恋バナでも夢なんでもいいからたくさん話したい。

新しい人に会いたい ー 新しく何かをやりたいと思っている人と会って、一緒に楽しい企画考えたい。私にできることは限られるけど、だからこそ仲間を募るだ。

海外に行きたい ー 海外に行くことが私の一つの活力になる。いかに自分が狭い世界で生きているかと気付かされる、大きなきっかけ。

あたりまえに、外で美味しいごはんしたい ー おうちで食べられないようなおいしいエキゾチックなごはん、食べたいなぁ〜

3. あたりまえが愛おしい

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全て不要不急のことなので、今はおうちでおこもりしています。

こういった事態に自宅にも帰れず、自身のリスクを侵しながら第一線でコロナ肺炎と戦ってくれる方には、最大限の感謝とリスペクトを贈ります。

私たちはうちにいて、世界が救えるならそんな簡単なことはない。


......でも不要不急の用事で私の人生の幸せは成り立っているみたい。

あたりまえが愛おしい。


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