春夏秋冬と杞憂
地球の地軸が23.4度傾き、
コマのように、
1日24時間で自転しながら、
太陽の周りを、
1年かけて公転していることから、
地球表面に当たる日光の、
日射角度が公転軌道ごとに変化するので、
春夏秋冬の四季が巡って来る。
すごいことだ。
だから人類が、ここまでやって来れたのか。
だが、このからくりが、初めから整っていたわけでもなかろう。
その証拠に、古いサンゴの化石などから、
地球の自転が、今よりもっと速かったらしい。
今後、やはりコマのように、
地球の自転も、だんだん減速していくのだろう。
とにかく現時点において、
人類が存続していくのに好都合な環境。
しかし、これも永久不変ではなく、
その絶妙なバランスは、いつかは崩れるだろう。
太陽系自体、銀河の中を公転しているし、
天の川であるこの銀河系も、他の銀河系同様、
ものすごい速さで動いている。
おそらく、宇宙の膨張速度に匹敵するくらい。
だから、いつ何時、何かの影響によって
どういう事態になるかは予測もつかない。
まっ、我々自身の命の短さに比すれば
それも杞憂に過ぎないが。
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