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再び千葉の鴨川へ


今年の2月8日、家族旅行した際、
千葉の鴨川で、夜、「光る鳥」を見た。

このことについて、
後日、ブログで紹介したところ、
某放送番組のスタッフの目に留まり、連絡があった。

全国でも「光る鳥」については、
目撃情報が、いくつかあるらしい。
リサーチしていたら、たまたま私のブログにあたったというわけ。

あれから半年以上経って(新型コロナの非常事態宣言等があり、動けなかった)、
この9月18日、
とうとう現地まで行くことになった。
私の体験を再現ドラマ風に仕立て、再構成するのであろうか。

ディレクターとカメラマン、音声、そしてロケ車のドライバーの、
4人が、羽田空港まで迎えに来られた。

それから、約二時間かけ、
海ほたるを渡り、房総半島を横切り、鴨川まで行った。

そこで、休む間もなく、
夕方、太平洋の波が、
深い入り江に押し寄せて来る海岸にて、
再現ドラマ風にロケを敢行。

翌日も、早朝5時から、
日の出とともに、この場所で撮影。

テレビ番組作りを見るのは、これが初めてだった。
この世界がどういうものか、
その片鱗を、ごく一部でも、身近に見る機会はありがたかった。

撮影は、一回限りではなく、数度のテイクは当然。
取り直しもした。

私の体験をもとに、
ディレクターとは、何度も話し合いをしたし、
それを放送番組として、再構築する際、
体験を、直に再現するだけでなく、
当然、ディレクターを中心とした、撮影も音声も一体となっての
イメージ作りも先行して進められ、
大変な仕事だと思った。

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今後予定の、特集番組の中で、
私の「光る鳥」は、その中の一挿話として、放映されることになっている。

放送日は、まだ決まっていないが、
このわずかな時間のために、
編集などを除く、準備の一部を
見ることができただけでも、ありがたい。

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そもそも、この「光る鳥」についてですが、
自分の推測では、
水鳥が、えさをついばむために、
海中に入り、潜ったりする。
その際、夜光性のプランクトンも、鳥の体に付着するはず。

当時は、2月の寒い時期、
鳥の数も多く、もちろん夜光虫もいたはず。
明るい満月の晩だったし、
海際に立つホテルの明かりが、海を照らしていた。

よって、海岸近くを飛んでいた鳥が、
その光を反射して、
星のような点々に見えるということも、
あり得る。

最初は、UFOかとも思ったが、
羽ばたきが見えたので、
私は、鳥だと確信した。

翌朝、海岸を散歩している時、
水鳥が、たくさん飛んでいて、
海岸から遠く飛んでいるそれらの動きや大きさからも、
昨晩見た、星のような光る点々の、
実の正体は、これだと思った次第。

今後、放送される予定の番組の中で、
このわずかな体験が、紹介されるのだろうけれど、

もしも、「光る鳥」を見たという人、
おられましたら、ありがたいですね。

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