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育休中に自宅の庭に人工芝を敷いた

我が家はマンションなのだが、1階なので専用の庭がついている。広さも4m x 4mくらいでそこそこの広さがあり、購入を決めた理由の一つでもある。ただ、6月くらいになって気温も湿度も上がり、雑草が本気出してきて、30cmくらいの青々とした草たちが庭を埋め尽くした(↓は共用部の庭だが、うちもこんな具合だった)。

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見た目も気になるし、虫も集まってきちゃうので、夏本番を迎える前にまずはこの草たちを抜いてきれいにしようと草むしりを始めたが、想像以上に大変で、腰は痛いし時間もかかった。これが毎年続くのはしんどすぎる。

それを見かねた奥さんが、「人工芝敷いてみるとかどうかな?」と提案してくれた。人工芝なんて考えてもいなかったのだが、調べてみると日光を遮って光合成をさせないことによって雑草を防ぐことができるらしい。また、今後息子が大きくなって外で遊び始めた時にも、人工芝なら泥だらけにならないし、安全だし、プールとか置いたりもできる。防草効果もあって遊び場にもなっていい事ずくしなので、育休期間を利用して人工芝を敷いてみることにした。

除草して整地

まず芝を敷くにも雑草があっては始まらないので草むしりから。これに関してはひたすらがんばる。種類にもよると思うが、雑草は根がいろんな方向に伸びていて、一つ抜こうとすると隣のも一緒に抜けたり、束になって抜けることもあるし、逆にブチッと切れることもあるので一筋縄ではいかない。こればかりは根気よくやるしかない。草だけでなく、石とかがあるとあとで芝を敷いた時にボコボコして危ないので丁寧に取り除く

ひとしきり大きい草を抜ききっても、どうしても残ってしまう根っこがあるので、自分は最終的にホームセンターでレーキを買って掘り起こした。浅いところの根っこならこれで引っ掻くだけである程度きれいになる。レーキを使ってある程度地面を平らにするのも重要。ぼこぼこしていると芝がきれいに敷けなくなる。

一通り終えた状態がこちら。

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余談だが、冒頭に草むしりの大変さを語ったものの、自分の場合は無心で没頭できるのでちょっと好きな時間だったりもする。何も考えずにただひたすらに草をむしるのは、逆に非日常な時間で楽しさすらあった。特に育休期間だったこともあり、のんびり庭いじりするのもいいなぁと感じていた。ただ仕事に復帰し、週末しか時間がない中でこれを続けていくのはさすがに大変だと思うから、今後の効率を考えたら英断だったと思っている。

除草剤をまく

人工芝を敷くことで防草効果は見込めるが、そもそも生えないように除草剤をまいて雑草を枯らすのもよい(自分はある程度抜いてからまいたが、最初からやればよかったなとあとから思った)。強力なやつがよかったのだが、1歳にも満たない子どもがいるので安全なものを選んでみた。3日くらいしたら抜いたあとに生えてきた草が茶色くなってたので効果はあったような気がする。

防草シート

人工芝を敷く前に、「防草シート」なるものを敷く。人工芝でも日光は遮れるが、継ぎ目とか端の部分に隙間ができやすいので、地面に直接人工芝を敷くのではなく、シートによって隙間をなくし、遮光することで雑草が生えるのをしっかり防ぐ。

防草シートに求められるのは耐久性と透水性だ。風で飛んだりすぐにボロボロになっては困るし、雨が降って水が溜まってしまっては遊ぶこともままならない。我が家ではその界隈では有名な「ザバーン」の「240BB」という防草シートを購入した。透水性もよく遮光率は99.7%。BBタイプは黒と茶色のリバーシブルで裏表どちらでも使える。

ザバーンには、シートを地面に打ち込むピンが付属していないためそれも購入する必要がある。種類はいろいろあるが、自分は黒丸付きのものを購入した。ピンだけでなく黒丸をかますことで、面でシートをおさえることができるためである。

一通り敷いたらこんな感じ。それっぽくなってきた。

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人工芝

最後に人工芝を敷いていく。購入したのは「リーベのパークシアシンプル」芝丈20mmのもの。人工芝にも様々な種類があるが、気にするのは芝丈(芝の長さ)、芝の密度、透水性、色味あたりだろうか。

芝丈は、長いほどフカフカだが歩くと引っかかり、短いとチクチクだが踏んだ時の安定感がある。40mmくらいになるとフカフカで、ゴルフのパター練習するなら10mmくらい、とどこかで見たので、間をとって20mmにしてみた。

芝の密度は実物を見てみないとわかりづらいので、スカスカでなければいいと思う。一応自分は近くのホームセンターにあった人工芝を実際に見てみて、このくらいの密度ならいいかーくらいのベンチマークは取ってみた。

透水性はちゃんと穴が空いていることを確認する。リーベのやつは10cm間隔であいてるので大丈夫だと思うが、まだ雨が降った時の具合を見てないのでわかったら追記したい。

色味は、商品によっては「夏用の緑多め」とか、「春秋用の枯れ葉混じり」みたいなバリエーションもあるので好みで決めるといい。リーベのやつは少し枯れ葉っぽい色も混ぜてあるのでリアルっぽくていい感じ。

あ、あと素材はポリエチレンがいいらしい。

1m x 10mを2本購入したが、1本でもなかなかの重量。20kgくらいはあるかな。

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外装をはがしたら、芝目に注意してロールを転がして敷いていく。人工芝には芝目という向きがあり、普段芝を見る向きと逆向きに芝が生えているときれいに見えるらしい(部屋から見るなら芝は部屋の方向に生えている状態)。

あとは庭に合わせてカッターで切って整えていく。うちの庭には排水溝があるので、そこを避けるように丁寧にカットする。人工芝は見た目硬そうだが、カッターで簡単に切れるので加工は楽だった

最終的な芝はこんな感じ。

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めっちゃきれいやん。

これで雑草生えてこないことを祈ろう。今年の夏はここが息子ちゃんの遊び場となります。

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