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【閲覧注意】日本の現状・将来を徹底解析 〜失われた30年〜



節目の2020年
あっという間に2ヶ月が過ぎました。

新年を迎える時に意気込んだ目標へは進んでいますか?
私も毎年「今年こそは変わろう」と意気込みながら
結局、何も変わらず。を繰り返していました。

「何かしないと」とは思いつつ何もしない。
「社会人あるある」ですよね。


今日はタイトルの通り、
”日本の現状・将来”ついて。

日本人の就業率は約8割
しかし厚労省の発表によると、国民の6割が
『生活が苦しい』と言っている。
なぜ、働き者の日本人がお金を苦しむハメに?

徹底的に解析していきます!



1.GDPの減少

2019年10月~12月期の国内総生産(GDP)
物価変動の影響を除いた実質の成長率が前期比 1.6%減
このペースが1年続くと仮定した年率換算では6.3%減という結果。
昨年10月に税率を10%に引き上げた消費税増税
個人消費が落ちこみ、1年3カ月ぶりのマイナス成長。

GDPは大きく分けて2つの要素で構成されており、
国の収支(道路工事や投資など)
民需(企業や我々消費者がいくら消費したか)
特に、このGDPが左右されるのが”民需”です。

今回のGDPのマイナス成長は、
とにかく我々、消費者の消費が滞っているという事です。

それを国は、台風の影響暖冬が原因と言っています。
TVやニュースまでもが、それらを原因と言っているのには
驚きですし、それに誤魔化されている国民も
かなりヤバイです。(目を覚まして下さい。笑)


今回の要因は、明らかに”消費税”です。
昨年の10月から消費税が増税され、
消費をしないんじゃなくて、消費ができないんです。


私たちは、子供の頃から親に『コツコツ貯金をしなさい』
教わってきました。
でも、皆さん実際にはどうですか?


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20代に関して言えば、
60%以上が貯蓄100万円以下です。

そんな人たちが、いきなり消費税2%も上げられると
ただでさえ、将来が不安なのにお金を使えないですよね。

シンプルに考えて、日本人はお金がありません。



2.アベノミクス崩壊

政治家は、口では弱い立場の人を助けると言います。
ただ、実際は強い人の力を借りなければ、
政治家は上には上がれません。
”教育の無償化!”など言うものの、
まずは選挙に受からなければ意味がありません。

実際は色んな事を言っていますが、
先ほどの話のように
消費税を上げて我々国民がかなり苦しんでいます。
ほとんどが衰退し、GDPも減少し、
その中で上がっているものが唯一”国家公務員の給料”です。
過去6年間、公務員の給料だけ上がり続けています。
自分が良ければそれで良い。まさにその通りです。

普通に考えて、
消費税が2%上昇して、GDPが6%下がるのであれば
消費税を上げない方が良いなんて、誰でも分かります。
こんな事が続けば、国が崩壊するのも時間の問題ですね。


3.日本が今後どうなっていくか

今までは、中間層の年収400万円ぐらいが
一番多いとされていました。
ですが、これからは、かなりの二極化
いわゆる”格差社会”が広がると思われます。

格差社会とはどういう事か。
お金持ちと貧乏との所得格差です。

まだあり得ないと思っていますか?
途上国に目を向ければ、所得格差は普通です。
以前の記事にも書かせていただいてますが、
日本が豊かな時代はとっくの昔に終わってます。

年収400万円の中間層がいなくなり、
年収200万円以下年収600万円以上の二極化。

私は元々、金融機関で勤めていました。
日本の財政赤字は過去最大です。

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これだけ借金をしている国で皆さんは暮らしています。

日経株価も上がっているように見えますが
国の自作自演で上がっているように見えてるだけです。
景気が良くなっているわけがありません。

考えてみて下さい。
日銀は今、毎日のようにお金を刷って増やしています。
そして、株価も上がっています。
社会にお金が溢れていないとおかしい状況です。

皆さんのお給料に反映されていますか?
皆さんのお財布に入ってきていますか?
景気が良くなっているように思いますか?

現状で、これはかなり危ないです。
今後、ますます二極化が進み、
中間層がいなくなると言う事は、
貧困層の財布からお金が出て、
富裕層の財布に移動するだけです。

さらに、この国は極度の”少子高齢化”

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今の50歳、60歳が数年後にもらう年金は
まだ我々20代.30代がいるから
支えられるような構図にはなっておりますが
その次の世代は最悪です。

4.そもそも教育システムの問題

そもそも、日本の教育システムが時代とマッチしておりません。
日本は、いまだに戦後の工場生産教育と同じ事をしています。
この『前ならえ』教育が治らない限りは
世界からどんどん遅れをとる事は間違いありません。
(すでに遅れていますが、、)
ただ、この遅れを取ってることすらも
気付いていない人間が、いまだに次世代に教育をしている。
これが一番恐ろしい状態でもあります。

大手企業が安定?
コツコツ貯金?

次世代もそういった思考になればなるほど
お先は真っ暗です。
次の世代を支える経済力を持てる事はあり得ません。


日本は極度の少子高齢化です。

例えば、皆さんが歳を重ねて
お爺さん、お婆さんになった時に
家を買いますか?
車を買いますか?
買いませんよね。

そうです、若者がいないと言う事は
間違いなく消費は落ち込みます。
GDPもますます下がります。

結婚する人も減りました。
出生率も低下し、子供も減りました。
国内で生活を拠点にする人も減ってきているそうです。

と言う事は、税収も消費も減ります。
今後、ますますの増税・年金受給額の減少、
今の社会保障が保てなくなるのも当たり前です。


皆さんがもし、
何か自分のお店を開業する時に
田舎の町でお店を開きますか?

開かないですよね。

なぜかって、
人がいないから。
需要がないから。
消費がないから。
マーケットがないから
です。

今後、どこをターゲットにするか。
間違いなく、これは海外ですね。

日本でも伸びてる企業は海外しか見ていません。
日本に期待していないと言っても良いのかもしれません。


5.これから必要なスキル

グローバル社会において、
今後は日本だけでなく、海外でも戦っていかなければいけません。

日本人は、先ほども書きましたが『前ならえ教育』です。
工場の生産時代に作られた教育を受けているので
あるマニュアルに沿って言われた事を作業する事は
得意としています。

ただ、何か0から1を生み出す力が非常に弱い。

GAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)を筆頭に
日本の企業は、海外のプラットフォーム上で
事業をしているケースが多いです。

途上国では、海外への出稼ぎも当たり前で、
フィリピンであれば国益の3分の1程度が外資の仕送りとも
言われています。

日本国内に海外でもガツガツできる人材が
一体どのくらいいるのでしょうか?

企業側も、
マニュアル通りにしか動けない日本人より
海外から安くて、頭の良い人材を採用していく方向へ
向かっていく事になるかもしれません。

そうなると、日本人の給料が上がる事はありません。


古き良きも悪くないですが、時代は変化しています。

時代についていけないと、
間違いなく数年後に後悔しています。

今現在もお金は刷られ、
世の中にどんどん出回っていますが
行動している人のお財布に入っているだけです。

平等ではありません。



何をするべきか。
国からのメッセージは何なのか。


この先は、
それらについてまとめていきます。



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