noteのいいところ。
noteに本格的に取り組んで約半年たちました(アカウント自体は2018年に作っていた)。
がっつり本業にはなってはいないし、するつもりも特にないですが、何個か有料記事も出したりして、現状は、「副収入になれば…!」ぐらいに考えています。
周りにとらわれず、好きなことを書きながら、いい距離感で今後もnoteとお付き合いしようと考えている僕ですが、ここで改めて、今までnoteをやってきて思った、「noteのいいところ」をまとめてみました。
収益化のハードルが低い
有料記事を出して実感したことが、誰でも収益化しやすいプラットフォームだということ。
例えばYoutubeだと、チャンネル登録者数が1000人超えないと収益化できないといったハードルがありますし、ラジオ配信のアプリなども、ある程度の再生回数が必要だったり、投げ銭をもらうにしても、ある種のファンを身につけないといけませんが、noteはそんな必要がありません。
自分で決めた額の有料記事が誰かに買われた瞬間、その時点でお金が入ります(運営側に10%持っていかれるけども)。
それなりの仕上がりはもちろん必要ですが、どういう感じで出すかも自由だし、その記事を買おうが買わまいかも、ユーザー次第です(当たり前のことを言っている)。
そう思えば、出したもん勝ちではあります。
ハードルが低い分、バンバン出していけます。
それに、どういう記事を出すかによりますが、書くこと自体にお金がかからない。そしてすぐに出来る。
「noteを書く」というハードル自体もとても低いです。
月額登録して、その人が出すコンテンツが読み放題になるメンバーシップという制度もありますが、僕はやっていません。
なぜなら、自分が書く記事に一貫性がないのと、特にキャラクターで売っていこうともしていないからです。
「ある程度統一感が必要だな」と思ってしまうと、それに縛られてしまって書きたい記事が書けなくなりそうだからです。あくまで単発勝負。
とか言いながら、ウケる方向性が定まってきたら統一感ある方に傾いて行くかもしれませんが。笑
今のところは好きなジャンルが幅広いので、気にせずいろいろ書いていこうと思っています。
独自のコミュニティーがある
noteはいろんな人と交流できるSNS的なものではありますが、やってみて思ったのは、note独自のコミュニティーが作られるということ。
特に僕は、TwitterやInstagramで複数のアカウントを持っておらず、芸人の時に作ったアカウントしかありません。
そうなると、そこで生まれたコミュニティーは芸人時代で育まれたものしかないので、noteでのフォロワーが、今まで出会ったことのない人たちばかりで、とても新鮮に感じるのです。
例えば、noteをフォローしてくれたり、記事にスキしてくれるユーザーは、どこかの企業の社長さんや、スポーツ関係、旅行関係のお仕事をしている人、フリーのライターさん、田舎在住の主婦、定年退職後に趣味を謳歌している人など、これまでの僕のSNSとは全く違います。
お笑いファンや芸人は全くおらず、今までTwitterやInstagramで到底繋がらなかったような方々とたくさん繋がれます。
勝手に視野や見識が広がった気がして、成長した気がしてます。笑
あとnoteは、Twitterや Instagramとは違って民度が高い気がします。
さっき、「noteを書くことのハードルは低い」と伝えましたが、「書くという行為」自体が簡単だという意味であって、やはり文章を作ってそれを記事(作品)として出すということは、それなりの知識ないし熱量が要ります。
noteユーザーの年齢層は20代〜40代の働き盛りの世代が多いらしく、10代の学生などがほぼいません。成熟した大人たちばかりです。
要するに(現時点で僕が感じるに)、noteの世界に、TwitterやInstagramで見る「アホ」はあんまりいません。笑
「ただのアホ」がウケるような世界ではないので、もし存在したとしてもすぐ出ていってしまうと思います。
noteは平和です。
“文章の強み”を再確認できる
改めて感じるのは、文章というのは、手軽だけど可能性のあるコンテンツだということ。
“文章”と一口に言っても、エッセイ、コラム、小説、レポなど多岐に渡りますし、noteでは、旅のブログや、ビジネスの指南書、料理のレシピなどがなんでもある世界。
それぞれのニーズに合わせて、好きに選べるので、スマホの中にある気軽な本屋みたいな感じ。
いや、本屋でもないな。書籍ほどカッチリしたものばかりではなく、興味あるやつをちょっとずつ片っ端から読めるので、利用するだけで楽しいです。
書く側に関しても、PCかスマホがあれば、場所も手間も制作料もいらないので、リスクゼロのものづくりが出来ます。
また、作り手のスタンスの話で、特に重要だと思うのは、“文章”というコンテンツは、「余白を作れる」ということです。
これは僕が芸人をやっていたから思う事ですが、芸人は“人”を出してナンボの職業で、舞台やメディアに出て芸をする以上、生き様や人柄を出すということが是とされている世界です。
こと文章の世界は、自分自身で余白を作れることが出来ます。
内容や方向性によっては、自分の人柄を全面に押し出すタイプの人もいますが、逆に言えば、出さなくてもいい。
さらけ出してもいいし、さらけ出さなくてもいい。
匿名性を持つことは芸人の世界ではありえません。
芸人をやっていた僕だからこそ、そこに縛られず、ただただ“作品”という位置付けで記事を書けるので、すごく気楽です。
noteをどう使うかは人それぞれですが、表現の仕方に幅があるので、つくづく文章というものの可能性を感じるのです。
ということで、だいぶ前からあるnoteですが、「何を今さら」を承知で書いたnoteのいいところでした。
それでは、また!
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