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楽しく安全にそとあそび!!

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そと遊びでの安全を中心に、こどもの安全とか、気付いた事いろいろ
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2017年3月の記事一覧

3.11からの安全運用思考

今回ちょっと堅いです・・・。 津波警報に見る僕らの安全運用に対する認識ってどうなってるんだろう??? 確かに普段の(というのが適切かどうかはともかく)気象警報発令時でも普段と何ら変わらぬ海況条件で安全に潜れるという場所(状況)が存在するのは事実。 注意報・警報発令くらいじゃ、世のマリンスポーツオペレーター。 いちいちお仕事休んでられません。 てのが実際のところ。 例えば波高4Mとか5Mの予報で定期航路も欠航。それでも風裏、波裏では海水面は平穏だったりして、安全に潜れ

「飛込み」についてのスポーツ庁長官発言に思うこと。

いったい何年前のネタだよ・・・。 と、いまさら感満載ではありますが(笑) 小学校での水泳授業や海水浴場のライフガードや、なにより本業の海のお遊びやさんであるところの屋久島マリンサービスYMSの中の人として、この思いは以前より全く変わらないどころかいよいよ思いを強くするばかり。なので以前のブログよりちょこっと書き直して再度投稿でございます。 学校のプールでの飛び込みについて、「1メートルのプールでも飛び込みの練習はできる」「なんでもかんでも危険だからと全面禁止し、もやしっ子

「経験に裏打ち」と「今まで大丈夫だったから」は全然違うよ。

「経験に裏打ちされた〜〜〜」と言うのは、とても大事。 だけど「今まで大丈夫だったからそれが正解!」というのとは全然違う。 「経験に裏打ちされる」というのは、いままで(できれば理論や考察や技術によって論理的に組み立てられて)やってきたことに対して、反省や検証を繰り返し、新たに能動的な運用(今時のはやり?で言うならPDCAサイクルってやつ?)をされたものが、その後の経過として適切だったということで、いままでなんとなく繰り返しやってきて、たまたま結果的に失敗しなかった(失敗が見え