特定医療費の更新
7月20日 晴れ
今日は、親父の特定医療費(指定難病)支給認定申請の更新の手続きをする為に実家へ。
午前中は母親の胃カメラと大腸のカメラでの検査。最近便に血が混じるとのことで、上からも下からもカメラを入れるという過酷な検査を自らの希望で半日でやってしまう、恐ろしき83歳。
昼に病院で落合い合流。一緒に先生の話を聞く。大きな問題はないけど、胃にポリープが100個ほどできているとのこと。ポリープ同士がこすれて出血してるので心配はない、とのことで、一安心。
で、昼から親父の手続き。
入院先の先生に書いてもらう臨床調査個人票やら、住民票が必要とのことで、前もって先週水曜日に病院に書いてもらうように依頼し、住民票も市のリージョンセンターに行ってもらってきておいた。親父が入院してからというもの、ヘルパーさんやケアマネージャーさんといったこの辺りの申請関係で相談できる人がいなくなり、おっかなびっくりしつつ、自分たちでわかる範囲で記入する。
判らないとところは説明を聞きながら記入しようと思って、空欄にしたまま準備をする。母親と二人で途中で病院に書類を取りに立ち寄り、地域の保健センターに到着。
窓口で対応いていただいた方に親切に指導して頂き、空欄を埋めていく。思いのほか記入すべき場所は少なく、淡々と進んでいく。「必要種類はご用意されてますか?」と言われたので、意気揚々と、住民票、臨床調査個人票、保険証を次々に手渡す。「? 市民税の証明書が無いようですが?」と聞かれる。よく見ると必要種類の一番最後に「市町村民税課税証明書(原本)」と書かれていた。
うわっ、見落としていた!? 準備万端と自信を持ってきたのだが単純なポカミス。
しかし、カゼイショウメイショという、胡散臭い書類など見たこともなかったので「そ、それはどこでもらえるのでしょうか?」と恐る恐る尋ねると、「リージョンセンター」とのこと。「あ〜、それやったら先週、住民票と一緒に貰えてたのに」と少し後悔。
で、どうしても今日中に手続きを終わらせたい私は、母親をその場に残し、車で15分ほどのリージョンセンターへ。
到着して、これこれかくかくと事情を話し、必要な書類に記載して窓口に持っていったところ「委任状は?」とのこと。同居世帯の人でないと証明書は発行できないと、しごく当たり前のご指摘。そりゃそうだ。そりゃ、当たり前やわ~、それは。ちょっと考えたらわかるやん、と自分が情けなくなりつつ、保健センターに戻る。待合室で小さく待っていた、胃カメラ、大腸カメラをこなして憔悴している母親を車に乗せて、再びリージョンセンターに行き、無事「市町村民税課税証明書」なる書類をゲット。三度、保健センターに戻ってすべての書類を提出、申請が完了。
一通り書類を確認した窓口の人、最後に「問題なければ、これで来年も引き続き難病指定で医療が請けれます。」とのこと。・・・・このクソ暑い時期に、来年の為に右往左往してたのかと思うと少し愕然とする。
あと余命半年と言われている親父よ。この母子の努力を無にしないよう、今年、来年とまだ勝手に死なないでおくれよ。
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