暮らしの保健室の本質は、商店街にあることではない。
施設を開くという「ケアとまちづくり」を実践する取り組みを紹介した。すでにある医療、介護施設をどう地域に開いていくか。ケアを受ける人たちの日常を彩ること、医療や介護について考えるきっかけを施設にいない人にも実感してもらうこと。そんな素敵な施設がいくつもあった。
施設を開く以外にも、ケアとまちづくりの方法がある。なんだろう。施設に来てもらうことが一つの方法なら、ケア側が街へ出て行くことも一つの方法だ。街中にケアと出会う機会を作る。僕らが街の中に出ていくことで、より暮らしの一部と