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福祉でお菓子を売るという事

こんばんわ、今日もお疲れ様です!

プロの料理人をしながら、福祉活動でお菓子を作ったりしています。

プロ❎福祉がつながるとどうなるか?

まずは、商品価値が高まります。それと、オペレーションが大幅に改善されます。

この2点について今回はお伝えできればと思います。

1、価値の高い商品を作る

私が目指す商品とは、福祉事業所だから売れるというモノではなくて、欲しいと思ってもらえるから売れる商品を作ると言う所です。

食べてもらって美味しい!と思っていただくことが大切な要素です。

ただ、手にとってもらえるには直接販売できればその商品のこだわりなども伝えることができますが、そうじゃない所で販売されることも多々あると思います。

手にとってもらうためには、デザインやキャッチコピー、POPなどが重要になります。

私は商品の製造、レシピ考案は得意ですが、この販売のデザインなどは目下勉強中です。(どなたかいいかたがいらっしゃればご紹介くださいませ😄)

2、商品を売るとは

商品企画⇨開発⇨製造⇨販路⇨市場作り⇨配達

これらのことを見据えて販売に至るのですが、難しいポイントがいくつかあります。

課題その①開発はネットや動画コンテンツ、本に頼る。

商品開発の際に誰もが、みてると思うのですが、ネットからの情報です。その情報の中から自分が取り組めそうなものを扱うという所は非常に多いと思います。気をつけていただきたいポイントはその情報は家庭で作ることを想定されて配信されていませんか?ということです。実際プロの現場では特別な機材や材料も専門店でしか手に入らないもの(最近ではAmazonでも買えますが)が頻繁に使われています。

チョコレート一つにとってもなんでもいいのではなく、カカオ分を初めどのような仕上がりをイメージしてから選ぶことが多いです。しかも配合が多いものは特に顕著な差が生まれます。

課題その②販路の拡大やツールの作り方

いわゆる営業や営業ツールといった部分です。私は以前銀行からのご紹介で商談会にいったことがありましたが、この部分は痛感しました。

ロットやリードタイム、仕切りなど、普段使わない言葉が飛び交います。

商品のことを知っているだけではだめだということがわかりました。

課題その③デザイン

街のお菓子屋さんなどもみますが、なかなかクオリティが高くもちろんデザインに費用もかかるので、できるだけコスト削減をしてしまう所ではあります。商品に自信があれば、自分の思いを共感していただけるかたにデザインを依頼するのも一つだと思います。

3、ひとりでやらない

さてここで、話を福祉事業所の現場に戻します。そこで作業をされるかたは、ハンディキャップをもった利用者さんと支援員さんです。支援員さんの仕事は利用者さんのサポートです。

課題にあげたような、商品開発、営業、デザインのプロでないです。支援のプロなのです。しかし、これではいつまで立っても商品のステップアップが進まなくなってしまうので、一旦任せるという形をとるのも一つかと思います。

菓子職人やデザイナーは探したり、人づてで見つかると思いますので、自分たちが必要だなと思う人とチームを組んで商品開発に望むのです。

今、たくさんの商品が世の中に出ていますので、自分たちが作りたいものを決めて、そこに向けて必要な人に力を貸してもらいながら、事業所のレベルアップを測れればと、日々切磋琢磨です。

さて、明日は事業所でギモーブ(マシュマロ)を教えたいと思います。

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