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個人飲食店で考えたい原点回帰

 現代はIT技術が急速に進化し、デジタル化が進む中で、人々の生活様式も大幅に変化してきた。そんな中、最近増えているのが「原点回帰」という言葉。

自然とともに過ごす「ノマドライフ」や、食べ物にこだわりを持った「ナチュラルフード」など、自己主張をしながらも本来あったはずの生活を取り戻すための消費行動が注目されている。このような気運を受けて、企業も商品開発やマーケティングにおいて「原点回帰」を取り入れるところが増えてきている。

飲食店においても、この「原点」に立ち返るという話。

時代と共に変わる宣伝の仕方 


①ネットが普及する前は、雑誌、地域誌が広告の中心
②ネット普及後、食べログなどのポータルサイトでお客さんがお店を評価する時代
③SNSで個人が発信するようになり、見せ方や映えを意識する時代と、変化してきている。

 この中で変わってきているのは発信方法だが、普遍的で変わらない事は、どの時代でもお店発信ではなく、第3者の声が信憑性が高いという事。
いわゆるネット前の「口コミ」であり、食べログの「レビュー」、SNSの投稿と言われる事。

実際に体験した人が、他の人に伝えるツールが変化してきている。という事をお店は理解しておかなければならない。
つまり、お店が発信を増やす事は、広告を出している事。となり、評価ではない。

原点回帰とは

ここで、原点回帰の話に戻ると、いかに見せるか?を考えるのも、もちろん大事な要素ではあるが、来店したお客さんの満足度、期待を超えるもの。があれば、お客さんは、人に伝えたくなるのではないだろうか?

近しい人から「〇〇ってお店、すごく良かった」と聞くと、行くところリストに一気にランクアップされるので、その方法が今はSNSで発信する人が多い。という事。

それが、口コミの人がいなくなったかと言えばそうでもない。食べログに投稿していた人はgoogleに投稿しているのかもしれない。もしくは自身のSNSで発信をしているなど、同じ事を繰り返すが、発信ツールは人それぞれ。

原点とは

料理が美味しい。
サービスが心地よい。
居心地が良い空間。
クリンネスが徹底している。

など、当たり前の事ばかり。
この当たり前のレベルが高くする為に何をするか?を日々考えられているか?
例えば、店のトイレはいつでも綺麗か?
料理は見た目だけではなく、適切な温度と適切なバランスか?
など、細かく見ていく事は他にもある。

どうすればSNSを上手く活用できるか?の脳にならないように、
自戒の念もこめて。。。

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