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多機能事業所、始めた時に悩んだこと(就労支援)

こんにちは、福祉事業所に初めて入った時のお話を今日はお伝えします。

多機能事業所とは、

就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、生活介護などなど、複数の事業を同じ場所で提供する事業所です。

さて、私のことですが、もともと飲食業を母体とする会社が始めた福祉事業所に入りました。横浜の事業所のモデルをベースに立ち上げたので、右も左も分からない状態です。

京都で始めた事業は就労移行支援と就労継続支援B型の2つをしていました。

どの事業モデルもそうですが、事業計画というものを創業前に作ります。

利用者さんが8割入ったら、収益構造としては成り立つのですが中々上手くいかず、悩みました。

その時の利用者さんは、

就労移行支援 2名

就労継続支援B型 5名でした。

定員が20人だったので、8割だと16人の利用が必要なのですが、スペース的にも相当厳しいものがありました。

そこで、以下のことを順番にすることにしました。

1、場所を確保するための模様替え、整理整頓

2、動かない商品や使ってない備品の断捨離

3、福祉事業所の見学

4、利用者確保のための営業

5、事業計画の見直し(事業の最適化)

です。

多機能だと、支援員も多く必要で、それぞれに必要なことがあり、(例えば就労移行なら就職の斡旋など)専門のスタッフを配置する必要があったりとするため、人件費もかさみます。また、就職ができない事業所は減算があります。

なので、今は就労継続支援B型のみに切り替えて、支援員の数がへり、11〜12名の通所でも、なんとかやりくりできるようになりました。


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