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支援員が言っては(思っては)いけない言葉

 飲食と障害福祉を一緒に行うためには、いろいろと整備して仕組みを作っていく必要があります。
 飲食店経営の本やnote、福祉サービスの情報など、それぞれでは存在するけど、一緒になってるものはほぼないので、いつも考えることになります。考えるのが好きな人は向いていると思います。

 そんな中で、タイトルにもありますが、支援員が言っては(思っては)いけない言葉があるので、それは何か?という話です。

結論から言うと、自分たちの時間が取れない!という事です。

これは、飲食との組み合わせだけではなく、どの就労継続支援施設にも言えることかと思います。

支援員の仕事は、利用者が働きやすい環境を整えたり、声掛けを行うことで、【利用者が働く事で売上を立てられる仕組み】を作る。という事です。

利用者さんがいる時間は支援が必要だから、と言うのはとてもよくわかります。もちろん初めは支援が9割は必要って場合も多いかと思います。
治具などは必要ですが、できる事が増えて、仕事や職場に対して帰属意識が高まってくると支援の割合は減ります。(場合によっては、ほぼ支援員が介入しなくても、生産活動に没頭しています。)

そうすると、支援員の手が空き始め、これまでできていなかった事ができるようになり、さらに、利用者の働きやすい環境を整えることができたりして、ますます支援の手が必要でなくなります。

この好循環になると、自分たちの時間が取れないと言う言葉は無くなっていて、利用者さんのおかげで、自分たちには時間ができた。と言う事になります。

支援員だけの仕事ももちろんあります。支援記録だったり、通所記録だったりと。

なので、生産活動においては、基本利用者さんのみでできるくらい、何か仕組みがないか?改善はできないか?といつも考え、トライ&エラーを繰り返しながら進めます。
今あるものだけに目を向けるのではなく、広い視野で見ることが大切です。

福祉業務については、支援員が充分な時間が取れるために、このトライ&エラーを繰り返す事は通常運転にしたいところです。


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