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飲食店 昨年対比をどう考えるか?

売上目標を考えるときに参考にするのが昨年度同月での実績「昨年対比」があります。

 コロナ以前は外食に対する消費者の意識の変化は例年に準えていました。
ただ、ここ3年は、コロナの影響や物価の上昇もあり、昨年の状況と今の状況は置かれている環境がかなり変化しました。
消費者の意識と一言で言っても、外食に対する考えやマスクに対する考え方、リモートワークについても人や会社それぞれでしょう。

 つまり昨年対比というのが、数字上の対比なので環境要因などを考えると、網羅できないことがあります。
 
 ましてや緊急事態宣言(出ていない地域でもかなりの影響を受ける)やそれに伴う協力金、補助金などの収益もあるのでほとんど昨年(あるいは今年)の結果というのが次年度の参考にはならないと考えてもいいと思います。

 私は個人店を経営してますが、今の環境下では今後について仮説を立てて計画、実行していく必要はあると感じています。

 流石に、もう自粛生活には戻らないでしょうが、ここ最近の傾向では、売上を伸ばせるタイミングと閑散期の差が大きくなっていると感じます。
これは私個人の考えたことですが、物価の上昇があるが、給料などの収入変化がない場合、抑えられるときは質素に、使えるときは贅沢な体験をしたいと思っているからです。
(例えばクリスマス、忘年会、新年会後は例年の傾向もあるが消費は落ち込むと予想される)

そのタイミングで何をするか?
来ていただけるタイミングにいかに備えるか?

を考え有効活用したいと思います。

年内後少しですが、来年の計画を今のうちに考えて、年末年始は少しゆっくりと過ごそうと思います。

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