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ボーンブロス(オリジナルブイヨン)でフードロスに取り組む

 修行時代に先輩より、いいお店はゴミが少ない。と言われた事を時々思い出すことがあります。

 レストランでは、お客さんに提供するものを整形するという作業があります。
その際に出る端材をどう使うか?が原価を調整する知識だったり、食材を活かす技術を身につけることに繋がります。

 私は、お肉の筋や、野菜の端材は出汁にするのですが、経験上、あまり入れないようにしている注意食材を書き留めておきます。
(この食材はコンポストにしたりしてます。)

入れると美味しく無くなる注意食材


・茄子の皮・ヘタ(アクが強い)
・きのこのいしづき(おがくずがついていてその香りが出る)(芯や硬いところはOK)
・内臓関係
・ビーツ(色が・・・)

後は、お店などでは、入れないようにしているのが
・アレルギーに関わる食材(甲殻類)はアメリケーヌ(ビスク)にするなどします。

・逆に入れる食材は


玉ねぎなど、香味野菜
タイム、ローリエ、黒胡椒など、臭みを軽減するハーブ、スパイス類

などです。

ブイヨンの使用方法

・野菜のポタージュのベースに
・リゾットのベースに
・付け合わせの豆や野菜の煮込みに
・コンソメのベースに

と活用してます。

毎回、同じブイヨンではないので、できるだけ狙った仕上がりになるように調整が必要です。そこは楽しい側面なので、思考錯誤を繰り返しながら今日も出汁と会話してきます。

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