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everyday is new day!『架空OL日記』

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

私には、繰り返し見ても飽きないドラマがあります。それが、バカリズムさんが主演・監督も勤めた『架空OL日記』。原作も同じく、バカリズムさんです。ドラマ放送していた時、毎週欠かさず録画をしては、繰り返しながし見していました。

ドラマ版も映画版もありますが、私がお気に入りなのが、ドラマ版です。今日は、私のオアシスであるドラマ『架空OL日記』をご紹介します。

『架空OL日記』のあらすじ

アフターファイブは、化粧品売り場をチェック、「しめラーメン」に後悔してジムに行くけど、お腹はぽっこりのまま・・・・そんなちょっとズボラなOL・私(升野英知)。そして私を取り巻く、4人のOL仲間は大の仲良し。ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同僚・マキちゃん、天然すぎる後輩・サエちゃん、細かすぎる酒木法子先輩、そして男前な先輩・小峰様。更衣室&休憩室で繰り広げられる上司の愚痴、美容・恋愛などの爆笑トークやOLにありがちなプチ事件をたっぷり描く。

『架空OL日記』のおすすめポイント

1. 日記風に語られる日々の記録

バカリズムさんが銀行に勤める架空のOLに扮し、OLの日常生活を描く本作は、今日の出来事・思ったこと・アフターファイブの食事・同僚との会話など、どこにでもいるようなOLのどこにでもある日常を描き出します。

「更衣室にあるハロゲンヒーターが壊れた」「上司の説教が歴史風」「酢豚への高まる期待」「「天こな」の痛み」「食事とさよなら」「給湯室のお茶補充していない問題」など、この世界で起きるのはとてつもなく大きな事件ではなく、日常に転がっている小さな事件。それを真面目に描き切っているところがとても面白いのです。

2. 小さな世界の大きな話

本作は小さな練馬の銀行を舞台に繰り広げられる話とあって、交友関係が銀行員さんだけ。仲良しの同僚・マキちゃん、空気の読めない後輩・さえちゃん、でき女の小峰様など、小さな関係性の中での話が中心です。まるで「閉鎖的な空間の中の、重大な出来事」を見ているような気にさせられるのです。

私の推しは小峰様。先人きって上司に意見を申したり、みんなために行動したり、とにかくかっこいいのです。女性が憧れる女性です。

3. 正直、学びはない

色々ポイントをご紹介してきましたが、つまりどういうことかというと、人生の指針になる学びがあるかと言われると正直ないかなと思います。

だが、それがいい。

本当に肩肘張らずに、ふふっと笑って観れるドラマなのです。

まるで自分が銀行員になった気持ちになって、同僚と一緒に生活しているようなそんな気分になります。

バカリズムさんは日々を面白くする天才だと思っていて、その面白さの渦にいつの間にか飲み込まれている、そんな作品です。

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(毎日新しい日々!)

同じ毎日なんて1日もない

つい、自分の日常を振り返って、今日は昨日と同じ1日だったなと思っていたときが私にはありました。

しかし、本作を見ていると、同じ日々なんて1日もないということに気付かされます。誰と話し、誰と会い、どんなことを考えたのか、日々それは違うはずです。こんなにも日々は色づいているのだということに改めて気づきました。

1日たりとも同じ日はなく、どれも愛しい日々。日常がとてつもなく愛おしくなる、そんなドラマ。ぜひ、観て見てくださいね。

ではまた〜

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