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坂本龍一は前衛アーティストだった? 〜坂本龍一のアート〜 トークセッションに参加して。

2023年7月7日(金) 七夕の日。 東京都渋谷区神宮前にあるワタリウム美術館にて、 〜追悼坂本龍一のアート「async | 設置音楽展 」とは何だったのか〜が開かれた。 小さい美術館なので参加出来る人数は40名程度。 とてもこじんまりとした追悼会は、20時にスタートした。 トークセッションに登壇したのは、批評家であり、京都芸術大学院学術研究センターの所長を務めている浅田彰さん。ワタリウム美術館のCEOを務める 和多利浩一さん。そして坂本さんの母校でもある東京藝術大学で、

    • ~髪の毛の長さで性格が変わる!?~ 大好きな歌手、玉置浩二さんの生態考察。

      僕の一番好きなシンガー、玉置浩二さん。彼は山下達郎さんから「日本で最も過小評価されているミュージシャン」と言われたり、日本で一番歌が上手いアーティストに選ばれたことのある天才ミュージシャンである。一方で、彼の生活は破天荒であることでも知られている。ゲストで呼ばれていないのに、急にステージに出ると言い出して、断られると激怒したり、出演番組のドタキャンも度々ある。このように、感情の起伏がとても激しい玉置浩二さんであるが、僕はそれは2つの要因があると考えている。僕が注目したのは女性

      • 村上春樹のパラレルワールド。『街とその不確かな壁』を読み終えて(ネタバレ有)

        前作『騎士団長殺し』から6年の月日が経過し、村上春樹氏の新作長編 『街とその不確かな壁』が2023年4月13日に発売された。 熱心な村上主義者(ハルキストよりこちらの方が村上春樹好みなファンの呼称らしい)の私は"壁"という言葉を聞くと、私は『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』が頭に浮かぶ。 "世界の終り"に登場する街を囲い込むあの壁だ。 話はまさに”世界の終り”からスタートする。『街とその不確かな壁』と『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』はパラレルワール

        • 坂本龍一氏が私に与えていた影響

          坂本龍一氏が亡くなってから、およそ1ヶ月が経つ。 訃報を知った夜、私はまるで水分を抜き取られたクラゲのように全身の力が抜けてしまった。 その日から、テレビでは連日坂本氏の追悼番組が放送された。 改めて坂本龍一氏の偉大さに気付かされる。そしてリモコンを操作しながら追悼番組を隈なく探して録画予約をする。 しかし、今日まで録画された番組は未だ未視聴のマークがついたままだ。 見ることが出来ない。 坂本氏が亡くなったことが、自分の中で受け入れられないのだ。 訃報を聞いた夜から、坂

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