やさしさにふれて



なんでもいいけど、
病気を持ってる人って、
人の“やさしさ”
に触れる機会ってたくさんあると思う。
そして、逆もしかり。

車椅子の方の“勇気のやさしさ”

私は、ビジネスホテルに勤めてた時があるんだけど、
その時、車椅子の方が来たの。

ビジネスホテルってあまり障害者の方が来ないからか、
障害者の方用のトイレって
物置みたいになってて、
私も最初勤め初めた時は、「なんで??」
って思った。
だけど、働いていく内にそれが普通化しちゃってて、
働き始めの私がそうなっちゃってたから、
先輩達は特にそうだったと思う。

だけど、車椅子の方がビジネスホテルに
泊まりに来て、
その現場を見て、怒ったの
どういう、お叱りを受けたかは、
その場に居なかったからか、
鮮明に覚えてないんだけど、(社内共有はされてたよ)

「障害者の人達を受け入れようとしてない。」

とか、そんな感じの言葉だったと思う。
確かに、そうだなって同意した自分がいた。

そうやって勇気持って言ってくれる人がいるおかげで、言いたくても言えないような他の方達も、
不自由な環境から、自分が居れる場所へと変わっていくのかなって思った。

1人の人の勇気と他の方達を思っての言葉
その “やさしさ” が、素敵なものだと思ったよ

目が見えない優しい方


ビジネスホテルで働いてた時、
目が見えないお客様が来たよ
お部屋まで案内して、ここに電話があって、
フロントへのボタンはこれです。
とか、温度調整はここです。
とか、1つ1つ丁寧に説明させてもらってたの。
目が見えない方にお会いするのは、初めてでとっても緊張してた。

で、うちはバイキング形式で簡単な朝食もやってるから、朝、その方が1人で降りてきて、(方向感覚がずれないって凄いなぁって思った!)
朝食の案内をさせて貰ったの
それから、フロント戻ったり、
その方のことを気にして朝食会場行ったりして、
「何か他に必要なものありますか」
って聞いたら
大丈夫って言われたの。
その後の言葉が
とっても、嬉しくて

「ここに居ても(朝食会場)、あなたの元気な声が聞こえたわ。それで、私も元気になった。ありがとう」
って。

その言葉が本当に嬉しくて、
緊張してた自分が、解されてく感覚だったし、
私の声で元気になってくれて嬉しいなって感じたの。

私の腕を持ってもらって、
ご案内するのにとても緊張したけど、
そうゆうのを汲み取ってくれたのか、
ずっとニコニコしてて、
とても、優しい対応をしてくれて、
どっちがお客様なのってくらい(笑)

優しい方だったなって今でも記憶に残ってるよ。

私の先輩

私って、強迫性障害 ってゆうもの持ってるんだけど、
症状が悪化すると、まともに歩けないくらいなの。

そんな時、先輩がご飯行こうって誘ってくれたの。
私は、症状悪化してた時だったから、

「症状悪化してて、歩けないですけど、大丈夫ですか?」

って聞いたら、

『それがy.の長所だと思ってるから』

って言われて。

それが超嬉しくて。
歩けないのずーっと、短所だと思ってたし、
いらないってずーっと思ってたから、
そんなこと言っもらえるのがとっても嬉しくて、

ご飯終わって、駐車場までの距離、
5分もかからない場所だけど、
全然歩けなくて倍は時間かかってたと思うけど、
私が歩けない間、
笑わせてくれたり、抱きしめてぎゅーしてくれたり、
私が「歩けねぇええええええええ!!!」
って叫んでた時でも、
「え、歩かなくていいよ」
ってサラッと言ってくれたり、
なんだそれって思いつつ、本当に救われた。

早く、とか言われてたら、
焦っちゃうし、焦ってたら、
もっと空回りして、動けなくなってたと思う(笑)
だから、本当に先輩の心の広さ、優しさに
救われた日だった。

それに、今でも、歩けなくなると、
たまに、自分でも歩かなくていいよ
って言い聞かせて、いや、歩くわっ
って1人ツッコミできるようになったりしてるから、
本当に感謝してる。🙏💕
先輩が言ってくれたことで、自分がプラスになれた。
本当だったら、悩んでうじうじして、マイナスだったことが、
先輩の言葉や行動で本当にハッピーになれた。

私の上司兼お友達


私は、学生からずーっと目指してた
アパレルの仕事を諦めたことがあるの。

足が動かなくなって(笑)

ってゆうか、途中で早退しなきゃいけないくらい
悪くなって、次の日には、仕事にも行けなくなっちゃったの。

で、シフト組んでたし、
周りの方に迷惑かけたし、
本当に申し訳なくて、

上司の方に連絡させてもらったの。

「迷惑かけて、ごめんなさい」

って、号泣してた。
自分でも行きたいのに、体動かなくて。
本当に悔しかった。

そしたら、

「謝んなよ、仲間だろー」

って言ってもらえた。
本当に嬉しかった。
強迫性障害なんてもの持って、
途中で仕事行けなくなるくらい
迷惑かけて、邪魔で邪魔で仕方ない私だと思ってたから、本当にその言葉に救われた。
仲間って思ってもらえたことに本当に嬉しかった。

それは、その人本人の気持ちだと思うけど、
私にはとっても嬉しくて、優しい言葉に聞こえたの。


後はね、その人について、
まだあるんだけど、
私が、
こうゆう症状持ってます
って言って、バイト入ったんだけど、
こうゆう症状持ってるので、
もしかしたら、迷惑になるかもしれません
って言ったら、私たちには、何も支障ないよ(まだ普通だった時)
辛いのは自分だよね
って言ってもらったの。

そんなこと言ってもらえるのなんて
初めてで、
普通の人だったら、大丈夫だよー くらい
多分、何かを経験した人じゃないと
言えない言葉だと思うの。
自分が経験したから、人に言える。
そうやって、
「辛いのは自分だよね。
何かあったら言ってね」
って言葉をかけてもらえたことが嬉しかったの。

今では、お友達として仲良くしてもらってるよ。
とてもありがたいお話です。🙏感謝。


最後に

私は、動けない時、本当に動けなくなる。
歩く動作が、止まる(笑)

それで、同期や親に会ったりした時、
代わりに買ってきてほしいものを
買ってきてもらったりする。
それも、嬉しいし、人の優しさだと思う。

けどね、
動けなくなった時、
ゆっくりでいいよ
って言葉が本当にありがたくなる。
とっても待たせてるのに、
それでも辛抱強く待ってくれる。
そんな人達があたたかくて、優しい。って思う。
新しく入った美容室とかでも
症状説明して、どう対応されるか
怖かったけど、言ってみれば
案外怖くなくて、優しい対応してくれる。

今までどんな風に思われるか、
あんまり見ない病気だから、
言えなかった病気も、
言っちゃえば案外、
みんな優しい対応してくれて、
優しい人で溢れてるな
って感じたの。





大半嬉しいしか記事にしてない(笑)
でも、人が優しくしてくれるから、
私は嬉しくなるのかなって、“やさしさにふれて”
の記事書いて思ったよ。

最後まで見て頂き、ありがとうございます!

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