8/22 - はじめ
帰りの会 というバンドを始めました。
YouTubeで『19歳』という曲のMVを公開、そしてミニアルバム『水色の街について』の配信が始まりましたが、これを読んでいるあなたはたぶん聴いてくれたのではないでしょうか。
正直ここまで反響があるとは思っていなくてびっくりしました。まだびっくりしてます。
MVの5分間を、アルバムの30分間を僕たちに使ってくれたあなたのおかげです。聴いてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。今のうちに古参ぶっとくと、いいことあるぜ。
『19歳』という曲を作り始めたのはまあ予想がつくと思いますが去年の夏ごろ、つまり僕が19歳のときです(ただ、僕は頭の中で1曲まるごと再生できるまで組み立ててからそれをそのままコピーするような感覚で曲を作るので、曲のプロジェクトファイルはつい3ヶ月くらい前まで存在しませんでした)(つまり録音や打ち込みにひとたび着手すれば数日、うまくいけばその日のうちにフル尺のデモが完成するということです)(なのでたまに制作ペースが凄まじく速いと勘違いされます)(が、制作期間自体はほかの人より全然長いと思います)(なんの話?)。
当時の僕が曲を作って公開する手法といえば、VOCALOIDを使ったものでした。
今回のミニアルバムに収録されている『透明少女と九月の蒼』『空色のすべて』『みずいろのまち』の3曲は以前に僕がVOCALOIDオリジナル曲として公開していたものです。
ただこの『19歳』という曲については初音ミクによる歌唱という形で制作するのにどこか違和感のようなものを感じていて、うまく手を進められずにいました。
そういう意味で、この曲を世に出す手段がほしかったというのもこのバンドを始めた理由のひとつです。最高のスタートが切れたと思ってます。おかげさまで。
もちろんVOCALOIDは歌う人がいないからしゃーなしで使うものではなく、表現技法のひとつとしてリスペクトしています。
間奏とアウトロのコーラス、実はうちのミクさんも歌ってるんですよ。気づいたかな、さすがに難しいだろうなこれは。
まあそんな曲です。もっと遠くまで届くといいな。思い出した時にでもまた何回か聴いてあげてくださいね。ちょっと攻めすぎたか心配になったけど2サビ後間奏のギターソロお気に入りです。
着払いで勇気を送り付けるような、もう殴ってるよねそれってくらいの強さで背中を押すような曲は書けないけど、「将来、うぜ〜〜〜」ってなってる人の足がほんの少しでも軽くなればいいな、と思います。
そういう人いっぱいいるでしょ、たとえば今ちょうど19歳でこの曲を見つけてくれたYouTubeのコメント欄の君たち。出会えてよかったって言ってくれてほんとに嬉しかったよ。出会ってくれてありがとう。
次の制作もぼちぼち始めてます。
ずっと欲しかったたっけ〜機材(ツイッターを参照のこと)も導入したし、いま頭の中にある曲たちもいい感じになりそうな感じがするのでやる気十分です。
あと他のメンバーも曲書いてくれるみたいで楽しみです。僕は彼らのファンなので。
一緒に楽しみに待ちましょう。
みたいな感じです。ちゃんと水分とってね。
つづく
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