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[42本目]「エール」が素晴らしかった

朝ドラ、いつの頃から観ているのか分からないけど、ここ数年はほぼほぼ観ている。そして、今回の「エール」は良い意味で記憶に残る作品だと感じた。

アレのせいで放送が中断されたこともあったけど、それより辛かったのは全体で10回分放送が減ってしまったことであり、そもそも本自体を書き換えることになってしまったことだ。戦後のエピソード、ラスト2週についてはそれぞれもっと詳しく作ることができたはずだけど、駆け足、いや全速力で伝えることになってしまったんだろうな。くれぐれも惜しい展開になってしまったと感じています。梅とゴローちゃんがその後どうなったのかとか、浩二とあき子のりんご農園がどうなったのかも気になるし、アキラのバンドはそのあと売れたのかとか、全部スピンオフさせていいくらいだよなー。

※と、ここまで書いて3週間くらい放置noteになっていた、、、が、そのまま書き続ける

もう一つ「エール」にはまっていた理由として、ガチの三河弁がテレビで飛び交っていたことも大きい。ヒロインの音は豊橋の出身で、豊橋のシーンはそれこそ天然物の三河弁100%! なんだこの安心感は。安心感なのか? よくわからないけど、単なる朝ドラ作品を超える親しみを抱いていたのは、舞台が豊橋だったと言うことも大きかったと感じている。音役の二階堂ふみさんは沖縄出身で三河弁には全く縁がなかっただろうけど、姉の吟役だった松井玲奈さんは豊橋出身で三河弁ネイティブだったからよりリアルだったこともあるなー。

全然関係ないけど、「エール」を放送している最中に下北沢で松井玲奈さんが登場する記者会見に自分も参加していて、タイミングがタイミングだったのでとても印象に残っています。めーっちゃ緊張してて、ドラマの姿とは全然リンクしなかったけど。あと、さらに関係ないけど妹の梅を演じた森七菜さんの雰囲気がめちゃめちゃ昔付き合っていた彼女に似ていて、目が離せませんでした。なんとなく雰囲気が似てる上に三河弁ですよ、なんですかこれは! それで、あまりに目が離せなかったので、ハードカバーの小説みたいな写真集を買いました、森七菜はどう考えても大女優になる。ちなみに、その彼女が原因で私は京都の大学に進学することになった訳ですが、それはまた別のnoteで。

そんな「エール」ですが、実は裕一と音が結婚してから住んでいたのは世田谷区の代田なんですよね。でも、全然ドラマの中ではそのあたりのエピソードは盛り込まれていなかった。代田は北沢のお隣で広義の意味では下北沢エリアだっただけに、そのあたりの話も盛り込まれていたらさらに印象的だっただろうになぁ。

というわけで、前作の「スカーレット」もかなり衝撃的な作品でしたが、今回の「エール」もクリエイターとして感じることが多すぎる作品でしたね。順位は付けられないけどこの2作品を加えて、自分の中での朝ドラトップ5は「カーネーション」「あまちゃん」「まんぷく」かな。ああ、「エール」のスピンオフドラマやってくれないかなぁ、、、。

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たまたま行った豊橋のエール展で、実際に二階堂ふみさんが着ていた衣装を見ることができたのは価値があったなぁ。おっさんになってもミーハーなので、こういうの大好きなんだよなー。

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