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KOGA records、LD&K、F1ロシアGP- 2021.9.26

電話がとても嫌いなのである。いや、好きな人からの電話はもちろん構わないんだけど、そうじゃない人からの電話がとても嫌いなのである。まあ、具体的には営業の電話なんだけど、うっかり電話番号を書いてしまうと、気が狂ったようにかけてくる場合があるからたまらない。通信販売のお得なお試しセットを申し込むと、凄まじいほどの営業電話がかかってくるので要注意だ、自業自得だけど

朝からずっと文章を書いてる。書いても書いても終わらない。ただ、最近ちょっと思っているのは、こうやって今書いた文章は結構な確率で自分が死んだ後も残るのだろうなと。noteが永続的に続くのかは分からないけど、自分のブログなんかはサーバやらドメインが切れたりで消えちゃうだろうけど、Googleの巨大なアーカイブの一部としては残り続けるのだろうなと。そういう意味では、ずーっと未来の人が読む可能性は十分あるだろう。でもって、今とは比べられないくらい検索技術も向上されていて、真の文脈とか行間に込められたメッセージとかも検索できるようになってるんだろうなぁと

まあ、未来の人に読まれるような文章を書いている自覚は全くないし、その価値があるとは思えないけど、100年後くらいにめっちゃ100年前の下北沢のことを研究してる人とかには価値があるかもしれない。そうなのです、誰の書いた文章でも未来の価値は予測不可能なわけです。生きてる間に売れなくてもいい、未来のどこかで売れればいい

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そういえば、2冊の本が届いた。KOGA RECORDSの古閑裕著「下北インディーズ社長 メジャーとは逆を行くインディー哲学」と、LD&Kの大谷秀政著「CREATION OR DEATH -創造か死か- from SHIBUYA」の2冊、敬称略で書くのがはばかられるお二人

古閑さんについては下北沢でレーベルをやっていることもあり、下北沢にいた頃はかなりの頻度で遭遇する方。ライブハウスでも何回か見かけたことはあるけど、なぜか一度も話をしたことがないという近そうで遠い方。まあ、KOGA RECORDS自体は下北沢に来た頃から知ってるし、うっすら関わりがあったりもするけど、ご本人とは全く話したことがないんだよなぁ。レーベルと言うより事務所としては「KEYTALK」が有名だけど、個人的にはKOGA RECORDSのたくさんのアーティストの音源を聞いてきました。そんな古閑さんが何を考え、下北沢で活動を続けてきたのはとても興味深いわけです

一方、大谷さんは自分が下北沢に来る前から関わりがあり、LD&Kのアーティストのライブにめっちゃ通っていた。下北沢に来てからは聞く音楽性がちょっと変わってあんまり聞かなくなっちゃったけど、それ以前は行くのは渋谷ばっかだったんだよね。勤めていた会社が銀座線界隈だったので、渋谷に出るのは15分とかだったからなぁ。あの頃はアーティストがDJするクラブイベントとかにも行ったりしてて、一度めっちゃ酔っ払って大谷さんに話しかけたこともあったなぁ。そこから20年くらい全然縁がなかったんだけど、下北沢シャングリラの記事を書いたことでFacebookで直接御礼を言われたりして、最近ちょっとだけやりとりがあるんだよね。で、大谷さんと言えばアレのせいでめっちゃダメージを受けているはずなのに銀行から融資を受けて、めっちゃライブハウスや飲食店をオープンさせたりして、凄まじい攻めの姿勢ですごいなぁと。その凄さの源泉は何なのか知りたいわけですよ

下北沢と渋谷、距離的には近いのにカルチャーは全く違う街。その二つの街で音楽を軸にビジネスをしてきたお二人の話、しっかりと堪能させていただきます。読み終わったらレビュー書きます

で、夜はF1ロシアGP。いやー、久々に来たねー、久々に痺れるレースを見ることができたねー。予選はスリック投入のタイミングで明暗が分かれたけど、決勝はウエットタイヤ投入のタイミングで明暗が分かれた。かわいそうだったのはノリスだけど、その判断を下したのも自分であり、今回のことは今後の成長にとって極めて大きい

で、予選では思うように行かなかったハミルトンが通算100勝目を上げた。そのこと自体は凄いしまさに偉業達成なんだけど、今年のシーズンのことを考えれば最後尾スタートになったフェルスタッペンが2位表彰台という、凄まじい展開になったことの方が印象深い。雨が降らなければ、フェルスタッペンは微妙なポジションでレースを終える予定だったけど、この雨を最大限味方につけたのはフェルスタッペンだったと言って間違いないだろう

今年のF1は本当に面白い。ハミルトンとフェルスタッペンのチャンピオン争いが面白いこともあるけど、前戦のリカルド優勝や今回のノリスの活躍など、マクラーレンやフェラーリの復活と若手の台頭が本当に面白い。そこに、アロンソやフェッテル、ライコネンといったチャンピオン経験者が立ちはだかったりして、もう近年まれに見る面白いレースが観られている。願わくばそこに日本人ドライバーの角田も関わることができれば、もっと面白くなるのになぁ、期待したい

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