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火災の時お年寄りも子どもも簡単に使える神アイテム!ファイヤーブランケットのメリットと使い方

この1年の間に、火事を意識する出来事が2回起きました。
そこから考えていた「火事の備え」――。


🔥去年のお話:通りで起こった火事

去年の秋口だったと記憶しているのですが、
私の住んでいる通りで火事がありました。

話によると2階でキャンドルをつけたままにしていたら、
キャンドルの火がカーテンに燃え移ったそう。2階はほぼ全焼でした。
私たちの通りは濃い黒煙に覆われ
「本当の火事ってこんな煙が出て、こんな感じになるのか……😨」
と恐怖を覚えました。

🔥先月のお話:お隣の家での騒動

そして、先月のお話。

日曜日の朝に、どこからか目覚まし時計のような「ピー、ピー、ピー」という音が聞こえてきました。夫に「ねえ、これ何の音だろう?ウチかな?近所かな?」と不思議に思って窓を明けた瞬間😱😱😱

我が家の隣の家のキッチン窓からもくもくと黒い煙が出ており、
その中からは火災警報器の音。
私が聞いていた音は、火災警報器の音だったのです。

お隣には60歳のおばあちゃんが一人暮らし。

夫は「Bloody hell!😱」と叫び、ダッシュでお隣へ走っていきました。
我が家はテラスハウスなので、お隣と壁を共有しています。
そのため火が我が家にも燃え広がる可能性が。
急いで寝ている子どもたちを起こし、上着を着せ、
貴重品を持ち、庭に避難させました。
6歳の長男は目に涙を溜めて「ママ、怖い……」の連続。

そうこうしているうちに、火災警報器の音は止み。

様子を見に行ってみると、
夫と住人のおばあちゃんが話している声が聞こえてきました。

「おばあちゃん、大丈夫?」と声をかけると「驚かせてごめんね。キャンドル立ての中でキャンドルが倒れちゃって……。キャンドル立てごと庭に出したから、もう大丈夫だよ。家の中も何も焼けてない」と。

おばあちゃんの前には黒焦げになったキャンドル立てが焦げた匂いを漂わせていました。

🔥火災の備え、大丈夫かな?

大事に至らなくてよかったものの
火事を身近に感じることが2回も起こって、
私自身、少し怖くなってしまいました。

ウチって、火災の時の備えは十分できてるかな……?

我が家は、各階に火災警報器を設置しています。
そして小さな消化器も一応用意しています。

「私、消化器なんて1度も使ったことないけど、いざという時ちゃんと使えるのかな?英語で使い方を読んでたら、時間かかりそうだし……。いざその時になったら動揺してるだろうし、正直、使える自信ない……。」

これまでの生活では、火災が起こってもダッシュで避難すれば大丈夫だと思っていた私。しかし今回、寝ている子どもを起こして避難させたときにとても怖くなりました。特に長女はいま3階に部屋があります。

もし、1階で火が出て、3階の娘はちゃんと安全に避難できるの……?
子どもの安全をちゃんと守れるのかな……?

またこれから子どもたちが大きくなるにつれて、ガスコンロを使うことも増えてくるかもしれません。やっぱり何か対策が必要なのではないかと考え始めました。

🔥消防士もオススメするアイテム:ファイヤーブランケット

その時以来、もしもの時のことを考えると胸がソワソワして止まりません。まずは防災。火の元の確認。
けどいざ火事になった場合、何か備えられることはないだろうか。
そんなことを家族に消防士がいる友人に話してみました。
するとその友人は

「ファイヤーブランケット持ってる?」と。
「ん?ファイヤーブランケット??」

私もその時まで聞いたことも見たこともなかったのですが、友人は家にファイヤーブランケットを2つ常備しているとのこと!(こんなのです↓↓↓)

ファイヤーブランケットはガラス生地品質の難燃素材でできたシートで、
火に被せるだけで鎮火できる
という優れもの。
こちらの消防士の間でも推奨されているアイテムなんだそう。

🔥早速ファイヤーブランケットを注文!

ネットで調べたところ、ファイヤーブランケットの使い方なども見ることができました。

私が最初に思ったことは「使い方が簡単そう」

これだと、11歳の長女でも、頑張れば6歳の長男でも使えそうだし、使い方を事前に練習することもできそう。(消化器は何回も練習できないですよね。涙)

ということで、早速ネットでファイヤーブランケットを注文しました!ついでにお隣のおばあちゃん用にも注文。子どもでもお年寄りでも簡単に使えるアイテムはポイント高いです。

ファイヤーブランケットの難点は、火の大きさによっては使えないかもしれないこと。火が小さいうちはすぐに鎮火できそうですが、火が大きくなってしまってからだと手遅れになる可能性が。

ファイヤーブランケットの使い方には紹介されていませんが、逃げ遅れた人がファイヤーブランケットを身体に巻きながら避難することは可能かもしれません。(服に火が燃え移ったりすることを防ぐという意味で。)

余談ですが、いま流行りのキャンプなどで火を鎮火する時に使うこともできるようです。何度も繰り返し使えるのも高ポイント!

🔥ココロの不安が少しだけ軽くなりました

我が家は3階建てなので、各階に1つずつファイヤーブランケットを置くことに。届いた時に、子どもたちと一緒に動画を見ながら使い方も練習しました!避難する時に自分自身に被せて使えることも確認👌

これで、我が家は火災警報器、小さな消化器に加え、ファイヤーブランケットと火災の備えをまた1つパワーアップすることができました。

隣に住むおばあちゃんにも持って行き、使い方を教えてあげたところとても感謝されました。「これは使い方がシンプル。簡単に使えるね」と、万が一の時は自信を持って使えそうな様子でした。

火事はまずは防災が第一。日頃から火の元を確認することを徹底し、火事を防ぐことが最も大切です。
同時にこのような防災グッズは万が一のことが起こったときに備えておいた方が安心です。
ファイヤーブランケットを使うことがありませんように……と願いつつも、備えを1つ増やし、子どもたちとも使い方を確認し合ったことで、また1つココロの不安が小さくなりました。