見出し画像

徒然メモ - 11の気づき

手元にある気づきメモをnote起こします。瞑想もしくは禅的な取り組み、コーチング、もしくはシステム思考、学習する組織を探求、実践されている方に役立つかもしれません。今回のメモは全く構造を意識せずに書くものです。

11の気づき事項

徒然なるままのメモ。瞑想から、日々の暮らしから気づいた事項です。

1.瞑想から禅的な体験への変化

瞑想は目的的、禅は無目的的と何かで読んだことがあるのですが、座ることを繰り返すうちに、身体が微動だにせずに、ストンと身体が収まる感じがする型があることが分かりました。この感覚に収まると座ることに目的が失われるような気がしました。そして、新たな感覚も立ち上がります。

2.いまここに根ざすことと覚悟

この体感覚を、いまここに根ざす感覚だと受け取っているのですが、そこには「覚悟」という言葉も浮かび上がります。ちなみに、そのような時に偶然友人から送られてきた動画が「田坂広志が語る「すべては導かれている ー 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟 ー 」です。「正体する」という言葉が印象的。

3.全体性とわたし

瞑想は目を瞑っているだけにも関わらず、「全体性」への意識が広がっていきます。そして、これは今の仕事での気づきも相まっていますが、全体(システム)に働きかけるに当たっては、常に自分も組み込まれていることを前提にすることが大切だということも感じ取ることができます。これは自責・他責というレベルの話ではなく、ただの事実なのだと思います。

4.無限のサイクルが調和を形作っている

これはメンタルモデルの「パターン」ということとも言えるのかもしれませんが、いまここには無限のサイクルが存在し、いまここを調和させています。昼夜、週次、月の満ち欠け、春夏秋冬、人のキャリアの周期や学び、事業のサイクル、決済サイクル、景気のサイクル、呼吸、価値観の変化のサイクル、流行のサイクル、地盤プレートの収縮のサイクル、瞬きの周期、振り返りのサイクル、無限です。

5.調和してから、自ら変化する

このサイクルに変化を起こし、また調和することが、創造なのかと思っているのですが、これを武術で解説してくれている動画に出会いました。調和のプロセスを違和感、葛藤、決断、調和というステップとして、どこかで書きましたが、この動画だと、調和(、起こり)、変化で説明しています。コーチングで言うところの「傾聴」から変化を促すといったところでしょうか。

6.システム思考のアプローチを職場で自覚した

先週金曜のふりかえり会でメンバーの一人が、「褒めるカルチャーにしたい」とポストイットに貼った。直前に1on1で色々と対話した直後で、背景を受け取っていたこともあり、最後の10分で「来週取り組めるアイデアを出してみよう」というワークをやりました。このワークを振り返ってみるとこれは、課題の指摘から始まる自己強化型フィードバックが悪循環していた状況を、対話で解決しようとしたんだなと自覚しました。あぁ、これがシステム思考(と対話)のアプローチかと感動。声を上げてくれて、ありがとうです。

7.対話とシステム思考は多様な分野で活用されている

学習する組織のディスシプリンの中に対話は横断的(前提として)、システム思考はそのまま言葉として含まれている。最近、教育の文脈で(EGAKUの長谷部さんに)21世紀の教育という本を紹介された。早速目を通したところ、自己理解から始まる対話やメタ認知の話とシステム思考で構成されていた。ふと過去書いたnoteを読み返すとサッカーのトレーニング(サッカーとは何か?)においてもシステム思考をベースに考えていることが主流であることを偶然確認した。衝撃だった。多様な分野で「対話とシステム思考(とアジャイル)」は共通のチャレンジテーマになっている。

二大トレーニングの比較

8.目の前の暮らしの全てがレッスン

瞑想による意識の場、職場でのふりかえりの場、夫婦の1on1、子供との対話など、様々な場が立ち上がっていて、そこでの気づきがシームレスに活用されているような気がしています。コーチから「体現」という言葉をプレゼントされたのですが、それを意識していることも影響しているのかもしれません。日々、何かが起こる度に雑念が生まれ、巻き込まれ、目を瞑り、手放し、問いを投げ、ふむと受け取り、何かを選択している。

9.子供と息を吐くという鬼退治

節分ということで子供が豆まきを頑張ったという話を聞いた時に、「鬼は自分の心にもいるんだよ」という話をした。「意地悪な気持ち、怒っている気持ちも鬼なんだよ。そういう鬼はどうやって退治する?」と聞いた。「お風邪の時に、咳をするでしょう。あれは身体の悪いものを外に出しているの。だから、大きく息を吸って、吐くと鬼も身体の外に出ていくんだよ。」そう息子に話した。ある時に、ご飯を食べる食べない、お菓子を食べる食べないで言い争いになりかけた時、「あれ、xxxとパパの中に鬼いる?いるよね」と話して、「"あれ"やってみようか?」と話して、やってみたら、本当に鬼が消えた。「すごいね!」と二人で笑いました。

10.おとなになるとはどういうことか

中学受験の塾の先生が、説明会で「学力の向上はカリキュラム・勉強量とメタ認知力の掛け算です」とおっしゃっていた。「ここでいうメタ認知とは、自分の状態、勉強のやり方や問題が解けるようになるステップと自分が今どこに立っているかを理解し、PDCAを回せる力ということです」とのこと。大人にも同じことが言える。自分がわかるとは自分を客観視できる余地が広がること。自分を客観視している人って人生を楽しめなくなるんじゃないか(熱くなれない)と感じていたのですが、実は体観(体感覚)の探求とセットでやると、子供心と大人心の両方を育める。

11.良いバイブスが良い循環を生む

バイブスには軽い、重いがある。心配、課題、不安、足りないことに目を向けすぎるとバイブスが重くなる。逆に、あるものに目を向け、いまここに根差し、やり切ることを積み重ねていくと、バイブスが軽くなる。余白も大切な要素な気がしている。バイブスは一日の中で上下を繰り返している。それに自覚的になり、波に乗るように軽いバイブスを楽しんでいると、良い循環が生まれる気がする。

おわりに

忘れないために、最近の11の気づきを書いておきました。

いただいたサポートはクリエイターの支援(他のnoteへのサポート)に充てさせていただきます!クリエイティブばんざい。