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【遊戯王デッキ紹介】『革命のスウィッチヒーロー』

スウィッチヒーローとは

スウィッチヒーロー

通常罠
(1):お互いのフィールドのモンスターの数が同じ場合、
そのモンスターのコントロールを全て入れ替える。

このデッキの主役となるカードです。
自分と相手の場のモンスターをまるごと入れ替えるため、決まるとゲームエンド級の戦況にできます。

9期の終わり頃に登場して以来、何度も発動を試みましたが条件を満たす事が難しく、なかなか満足できていませんでした。

しかし、『王-ジェネレイド-』の登場により状況は大きな変革を迎えます。

今回は《スウィッチヒーロー》を高確率でキメるデッキを紹介します。


デッキ

スウィッチヒーロー王_ver2

※ガチまとめのDECK MAKER(https://gachi-matome.com/deckmaker/)

【ジェネレイド】と恐竜族を混ぜた構成です。
キーカードは《王の舞台》と《生存境界》

王の舞台

フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を
可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。
このトークンはエンドフェイズに破壊される。

生存境界

通常罠
(1):フィールドの通常モンスターを全て破壊し、
破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

プレイング

やることは単純です。

1.フィールド魔法《王の舞台》を貼る

2.相手ターンに《王の舞台》の効果でジェネレイドモンスターとトークンを出す

3.相手の展開をギリギリやばくないところまで待つ

4.《生存境界》でトークン全てを破壊し、デッキから低レベル恐竜族を特殊召喚することで、相手の場のモンスターと数を合わせる

5.《スウィッチヒーロー》でコントロールを全入れ替えする

6.エンドフェイズに《生存境界》で出した恐竜族がその効果で破壊される。

ここまでがやりたい動きです。

カード説明

●《悪魔嬢 リリス》
●《トラップトリック》
《スウィッチヒーロー》,《生存境界》,《王の襲来》をサーチできる重要なカードです。
3種の中で足りない罠を補充するために使います。
優先度は、《王の舞台》が無いなら
 《王の襲来》>《生存境界》>《スウィッチヒーロー》
あるなら
 《生存境界》>《スウィッチヒーロー》>《王の襲来》
となります。

●《王の影 ロプトル》
●《テラ・フォーミング》
●《王の襲来》
すべて《王の舞台》のサーチカードです。
ロプトルは《光の王 マルデル》を特殊召喚することで間接的にサーチします。
ただし、召喚権は《悪魔嬢 リリス》に優先したいので他のサーチ手段があればそちらを優先して使います。
手札にレベル9のジェネレイドが来てしまった場合はマルデルで《王の試練》をサーチし、そのカードでデッキに戻します。

●《炎の王 ナグルファー》
破壊の身代わり効果があるため優先的に特殊召喚したいジェネレイドモンスター。《王の舞台》やセットした罠を《ハーピィの羽箒》から守ってくれます。
舞台からは守備表示で特殊召喚されるため、守備200で倒しやすいところも長所となります。

●《虚の王 ウートガルザ》
コストをジェネレイド2体使ってカード1枚を除外する効果が重要です。
この効果でモンスター数の差を1~2体分調整できます。
1体分減らしたい場合は相手モンスターを対象に、2体分減らしたい場合は魔法・罠を対象にします。
《生存境界》が使えない状況ではウートガルザに枚数調整を頼ることになります。

●魂喰いオヴィラプター
●ダイナレスラー・システゴ
●幻創のミセラサウルス
《生存境界》でデッキから出す恐竜族です。
オヴィラプターは《究極伝導恐獣》、システゴは《ダイナレスラー・パンクラトプス》をサーチします。
ミセラサウルスは《ジュラック・アウロ》を特殊召喚するのに使います。
オヴィラプターとシステゴは誘発効果のセルフチェーンを組めるため、発動無効でチェーンされても、もう片方は効果を使う事が出来ます。

●ジュラック・アウロ
《究極伝導恐獣》(1)効果や《生存境界》(2)効果のコスト用、パンクラ素材で《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》S召喚用など用途が多いです。

●強欲で金満な壺
あまりEXに頼らなくても戦えるため入れてます。
9枚あれば十分。

●ブリザード
●禁じられた一滴
《ブリザード》は羽箒やサンボルなどを阻止するために入れてます。1ターン無効にすることが重要。
《禁じられた一滴》があれば強過ぎるモンスターを奪うチャンスです。
コストで自分の場のモンスターをリリースできるので《スウィッチヒーロー》の条件を整えるのにも使えて最高。

●トロイメア各種
●混沌の戦士 カオス・ソルジャー
奪ったモンスターが使い物にならない場合はリンクします。
グリフォンかカオソルになれれば文句なし。

●ドラグマ対策EX各種
化石やヌトス。またはΩで墓地のキーカードをデッキに戻したりします。
ゴーキンで除外されてもいいやくらいのスタンスです。


細かい説明

ジェネレイドと言えば《轟の王 ハール》ですが、強すぎるため採用してません。ナメプではなく相手に移すのが危険であることと、モンスター数の調整が難しくなるからです。
移すのが嫌なら効果で自身をコストにすれば解決しますが、受動的にコスト2体をリリースしつつ相手のカードを発動無効&破壊する効果のため、相手が強いモンスターを展開するのを防いでしまったり、モンスター数の調整が難しくなったりします。コンセプトに合わないため見送りました。
ウートガルザもコスト2体使いますが、能動的に効果を使えるためタイミングを見計らいやすく使いやすいです。

《剣の王 フローディ》は相手にドローさせる事で逆転の機会を与えてしまうため不採用。
《死の王 ヘル》、《鉄の王 ドヴェルグス》は舞台を最初に使う時に出しても効果を使えないことと、相手に渡った場合、相手に展開の機会を与える可能性があるため、これも不採用となります。

《生存境界》で出す恐竜族はレベル4が多いため、相手に渡すとランク4エクシーズの機会を与えかねないので相手の展開でデッキを読んで、複数体出してよいか判断することになります。または、先にランク4を出させてからスウィッチします。

〆の言葉

モンスター効果をあまり使わず、罠カードを動きの中心としているため無効にされにくいのが長所です。短所は相手の動きで先が読めないといけないため、様々なデッキの情報をどんどん更新していかないと《スウィッチヒーロー》のタイミングを定められないことです。

しかし総入れ替えの効果は体験する機会が少なく、いざ決まると気分爽快なので是非試していただけたらと思います。




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