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【遊戯王デッキ】ドローセットコントロール【超魔導師シャドール】

カード_超魔導師

《超魔導師ブラック・マジシャンズ》が活躍するデッキです。

《超魔導師ブラック・マジシャンズ》はデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-で登場しましたが、その1ヵ月後にもう1人のブラマジ融合モンスター《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》がLEGENDARY GOLD BOXにて登場します。

ドラグーンの環境汚染力にマジシャンズの存在は霞んで見えがちですが、パックで当たったのでデッキを作ることにしました。
マジシャンズもユニークな効果をしていてかなり面白そうです。

《超魔導師ブラック・マジシャンズ》の性能

デッキ紹介の前にメインとなる《超魔導師ブラック・マジシャンズ》について情報を確認します。

融合素材 《ブラック・マジシャン》または《ブラック・マジシャン・ガール》+魔法使い族モンスター

名称指定の1体以外は魔法使い族なんでも1体で良いためかなりゆるめです。

①1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。そのドローしたカードが魔法・罠カードだった場合、自分フィールドにセットできる。
速攻魔法・罠カードをセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。

●①は名称1ターン1回制限ではなく、カードに対して1ターン1回制限
 2体並ぶとそれぞれ1ドローできるため合計2ドローできます。維持できると爆アド。

●自分,相手問わず魔法か罠が発動すれば①効果でドロー
 相手がサーチ魔法を発動する機会は少なくないため、ノーコストで1ドローできたりします。

●ドローしたカードをセットする際は相手にカードを確認させる必要は無い

●①の条件は〈カードの発動〉ではなく〈カードの効果の発動〉のため、永続魔法・罠の効果発動や墓地での効果発動でも良い

②このカードが破壊された場合に発動できる。「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」を1体ずつ自分の手札・デッキ・墓地から選んで特殊召喚する。

●②も名称1ターン1回制限が無い。2体破壊されたら《ブラック・マジシャン》,《ブラック・マジシャン・ガール》を2体ずつ出すことができる。

●②の効果は除外ゾーン以外なら《ブラック・マジシャン》,《ブラック・マジシャン・ガール》をどこからでもSS(特殊召喚)できる。
 ほぼ状況を問わず2体をSSできます。片方が全部除外された状況だと発動できないので注意したいところ。

総じて、ハンド、ボードアドバンテージに特化しつつ汎用的な速攻魔法・罠と相性が良いです。これを活かした構築をしてみました。

デッキ

デッキ_超魔導師

《超魔導師ブラック・マジシャンズ》の融合を優先し、魔法罠で自分・相手ターンにアドバンテージを稼ぐ構築です。

素材の《ブラック・マジシャン》は《融合派兵》か《幻想の見習い魔導師》で調達し、融合手段は《竜魔導の守護者》か《融合再生機構》で《融合》をサーチするか、《マジシャンズ・ロッド》で《黒魔術の秘儀》を加える事で整えます。

《融合再生機構》経由なら融合したターンのエンドフェイズに効果で融合素材を墓地から手札に戻せるため《超魔導師ブラック・マジシャンズ》のドロー効果をノーコストで使用できるためお得です。

《竜魔導の守護者》なら融合素材に使ったブラマジかブラマジガールを墓地から裏守備で蘇生できるので融合素材として再利用できます。

また、融合素材として相性の良い【シャドール】も採用しています。《影依融合》でデッキから落とした素材を《融合再生機構》でサルベージできるため、超魔導師の素材を拾ってもいいし、《エフェクト・ヴェーラー》や《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》で相手ターンに備えるのも良いですね。

超魔導師含めモンスターのほとんどが闇属性・魔法使いであるため蘇生手段は豊富。《黒魔族復活の棺》は敵を除去しつつ蘇生。効果で敵味方モンスター1体を墓地に送るためシャドールの効果も狙えます。《黒牙の魔術師》は打点による突破と蘇生を兼ねています。前述の棺でデッキからSSして蘇生のみ狙う事も可能。リンクモンスター《神聖魔皇后セレーネ》は《クロシープ》か《水晶機巧-ハリファイバー》経由でリンク召喚できます。融合魔法を使う都合上、蘇生効果の条件は整いやすい。ハリファはライザーに入れ替えてからのサンサーラの流れも可能です。

ギミックは以上で、それ以外のカードは自由に組み替える事が可能。このデッキでは超魔導師のドロー効果を低コストで狙うため再利用できるカードを組み込んでいます。

《巨神封じの矢》は相手のEXデッキからモンスターがSSされると墓地から何度でも再セットできます。カードを発動したターンはそのカードを再セットできないので、2枚採用して片方はカード発動、もう片方は墓地から発動して再セットする流れにするのもあり。

《迷い風》は巨神封じに比べるとカードの発動条件がゆるめですが墓地から再セットした後は墓地へは行かずに除外されてしまいます。超魔導師のドロー効果を最大限3回狙えるからまあ良いかで採用。

《巨神封じの矢》と《迷い風》は相互互換ですが、どちらもカードの発動の方は攻撃力ダウンの効果を持つためダメージステップで発動できる事が強み。

《マジシャンズ・コンビネーション》は毎ターン効果無効が使える上に除去されてもフィールドのカード1枚を道連れにできるため凶悪。効果無効の条件が《ブラック・マジシャン》と《ブラック・マジシャン・ガール》の内、片方がフィールドに、もう片方が手札か墓地にいなければならない。条件を満たす事がやや難しいため、初手よりは中盤で引きたいカード。

以上の罠やその他、相手ターンに使用できる《月の書》や《大捕り物》などを超魔導師でドロー&セットして妨害を狙っていきたい。対象を取るカードが多いのでサイドに補えるカードを入れて相手に合わせて変えると良いかと。

《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》はレベルを持つ相手モンスターのコントロールを得た場合に、見習いか《ブラック・マジシャン・ガール》か《エルシャドール ・アプカローネ》とエクシーズ召喚による処理を狙うために採用しています。

動き方

まずは《超魔導師ブラック・マジシャンズ》を場に出します。

超魔導師が出ない場合でも魔法罠多めなので妨害したり、《エルシャドール・ミドラーシュ》で展開を遅らせていきます。

打点の高い相手モンスターの対応は《幻想の見習い魔導師》,《黒牙の魔術師》,《迷い風》(SSされたモンスターのみ),《巨神封じの矢》(EXモンスターのみ)で。

相手モンスターからの攻撃は《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》,《神風のバリア-エア・フォース》でバウンスを狙います。

モンスター効果の無効は《エフェクト・ヴェーラー》,《迷い風》,《巨神封じの矢》で行います。

発動無効は《マジシャンズ・コンビネーション》で可能ですが、《マジシャンズ・ロッド》でサーチする必要があります。コンビネーションの条件が整ってなければサーチは《黒魔術の秘儀》優先です。

《超魔導師ブラック・マジシャンズ》で相手ターンにドローして使えるカードはモンスター5枚,魔法4枚,罠8枚の計17枚です。初手5枚と初ターンで展開中にサーチするであろう1枚を除いてデッキ35枚。その中から17枚の内1枚を引く確率は48.5%、後攻ならドロー1枚分引いて50%といったところです。このデッキは41枚デッキなんで40枚デッキにすればさらに確率を高める事が可能です。

相手がバーン型なら《エフェクト・ヴェーラー》か《シャドール・ファルコン》をチューナーとして《ブラックフェザー・ドラゴン》をシンクロ召喚して対応します。

終わりに

今回のデッキでは《黒の魔導陣》,《マジシャンズ・ナビゲート》を始めとしたブラマジ専用の魔法罠はあまり入っていません。理由としては《超魔導師ブラック・マジシャンズ》は《ブラック・マジシャン》としては扱わないため他のブラマジ融合モンスターに比べて相性が良くないため、そしてSSできる弟子が手札事故の要因になるためです。そこに執着するよりは他の魔法使い族や扱える魔法罠が多いメリットを活かした方が構築が広がりそうだと判断したためです。

新規カードを組み込みやすいため新弾が出るごとに変化が楽しめます。次のパック〈ライズ・オブ・ザ・デュエリスト〉で言えば《禁じられた一滴》で対象を取らない効果無効でデッキの隙を埋めたり,《天龍雪獄》で相手モンスターを奪う動きを強めてシェリダンのエクシーズをより重点とする構築が可能となります。

セレーネ以外は高いカードが少なく、7割がストレージで手に入るレベルのカードなので安価に組めると思います。是非お試しください。








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