見返さない文章のはなし

さいきん、「自分で書いた文章は、ほとんど見返さない」ことに気づいた。
一度考えてることを整理するために「書き出す」という行為自体が大事なのであって、書きあがったものにはもはや関心を無くしてしまっている。

それなのに、手元にはノートなりドキュメントファイルなりで、色んなテキストーどれも興味を無くしたテキストが、捨てきれないで山積みになっている。どうしたものか。

それでふと、noteに公開しよう、と思った。
じぶんはもう読まないけど、他の誰かが読んでくれるかもしれない。そうすると、その情報は「テキスト」のなかに留まらず、誰かの記憶の中にも存在することになる。その人と会ったとき、もしかしたら「あのときnoteに書いてた、あれさ...」と、話題に取り上げてくれるかもしれない。そんな対話が生まれたら、とっても素敵だな、と思う。
自分なりの落としどころで閉じられていたテキストが、他の人の解釈、視点を通して拡張されていく。他の人に見られるということは、情報が単に複製されていくことではなく、情報そのものが自分の発信を起点に成長していくことだと思う。

だから、これからは改めて、日頃のふとした気づき、とか、何かをみた感想、とか、そしてテキストにとらわれず、絵や、写真や、映像、プロダクトなどなど、自分の生み出したもの全てを今後もっと公開していこうと思う。そうしてそれをみてくれたあなた!話してくれるとうれしいです

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